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Jan 29, 2007
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ここのところ、わんこ関連な話題ばかりが続く我がブログだが、ピアノの存在を忘れている訳ではない、とだけは強く言っておこう。ただ、残念ながら練習の成果はほとんどみられず、いつまで経っても同じところを行ったり来たり。

最近はバッハの平均律とショパンのエチュードOp.10-4のみの練習に限定してしまっているが、己への戒めの意味をこめて、どうしても「いまだ」うまくいかないところを少しずつ書き出していこう。以前エチュードOp.10-4を練習していた時代の日記を読み返してみると、結構アバウトに練習していたのか、苦手部分を細かくは洗い出せていなかったようだ。

■4小節目 右16分音符進行から4分音符和音への繋ぎが悪い

ショパンエチュードOp.10-4 4小節(07/01/29)



譜例でもわかるように、4小節目は右オクターブ分散進行から、ジャーンと和音へとつなぐところなのだが、最後の和音を意識するがあまり、どうしても16分音符進行の最後のC#-C#(↑)がおろそかになってしまう。ひどい時には、C#(↑)の音が抜けることもあったり。

しかも、最後のこの和音。これまた次の小節を意識してしまい、しっかりと4分音符の拍分だけ押さえられていないから、流れがブチッと切れてしまう。

この最後の4分音符和音は、ペダルで補うしかないのか?

■12小節目 左オクターブは走りまくり、右分散音型は音外しやら抜けやら・・・

ゆっくりテンポで練習していた際にはそれほど気にならなかった12小節目なのだが、テンポを上げ始めてからというものの、左のオクターブ進行は必ずリズムを崩し、前のめりに。おまけに、右の分散音型は音を外すやら抜けてしまうやら、哀れな状態。手首の移動が悪いのか。ゆっくり弾けば出来ることなのに、テンポアップの壁は高い。

ショパンエチュードOp.10-4 12小節(07/01/29)



■18~19小節 右の細かな動きから和音進行への移動は案外と厄介?

18小節は右の16分音符進行が細かく続くのだが、19小節は右と左が入れ替わり、右は和音を刻むこの部分。これも必ずといって良いほど、19小節の1拍目の和音をしっかりつかめておらず、音抜け・音外しといった状態に陥る。手の機敏な動きが出来ていない証拠なのかもしれない。

ショパンエチュードOp.10-4 18小節(07/01/29)



いずれもテンポが遅ければそれなりに出来ている箇所ではあるはずなのに、テンポを上げていくと途端に崩れてしまう。そのギリギリのラインを見いだして練習を重ねるしかないのか。




このエチュードOp.10-4の指定テンポは、二分音符=88、思いっきりプレストである。まぁゆっくりテンポ練習の場合、四分音符計算で合わせたほうがやりやすいので、四分音符=110あたりでオットリと練習している。なんとか四分音符=120にまでもっていきたいところなのだが、このテンポになるといきなりランボー・大狂乱になるため、ここはグッと我慢するしかない。

でも、少し形になってくると、すぐにテンポアップして弾きたくなってしまうから、困ったものだ。そんな調子だから、いつまで経っても「スッキリ」弾ける状態にならないのではないか??(そ、そのとおり)





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Last updated  Aug 19, 2008 04:17:05 PM
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