この天気を有効に活かすといったら、まずは屋上で短期集中型の遊びをしてから・・・

今日はダッチオーブンのシーズニングをしよう！

シーズニングというと、あらかじめオーブンに塗られた防錆剤を除去し、何度かにわたって油を塗りながらオーブンを焼く作業。このシーズニングが、実はダッチオーブンにとって非常に重要であり、且つ敷居を高くしている(ような気がする)

で、もちろん担当はトーチャン。

シーズニングって、調べてみると手順がいろいろあったりするみたいだが、
とりあえずスノーピークがおすすめする手順を多少アレンジして

・直火にかけて防錆剤を焼きとばす
・冷ましたあと中性洗剤で洗って、火入れして乾かす
・オリーブ油を塗って強火にかけ、煙が出なくなったら自然冷却。これを6回ほど繰り返す
・油少量でくず野菜を炒めて、鉄臭さをとる


折角芽が出始めた白詰草の庭に足を踏み入れるのは、少々はばかられたものの、シーズニング中はダッチオーブンから煙がモクモク出るとのことなので、おうちのなかではあまりやりたくない。

というわけで、たき火台を庭に設置しそそくさと炭おこし。

前回は着火までちょっと時間がかかってしまったけれど、今回はサクッと着火して幸先良しと思われたものの、あれよあれよという間に炭がなくなっていくではないか。

ちょうどオーブンのポットを焼きながら防錆剤をはがしている最中ゆえ、こんなところで炭の在庫を使い切ってしまったら面倒だ。トーチャン、慌てて木炭買いに走りましたとも。その間、あかりさんとカーチャンで火の番ね。

あかりさんは、自分がお庭に出られないのが不満なうえにそろそろ飽きてきたご様子。

おやつの豚耳を自分のベッドじゃなくてトーチャンたちのベッドで食べるのはちょっとした嫌がらせ？だって、およだたっぷりお布団に染み込ませるのだもの。

30分ほどしてトーチャン、木炭かかえて戻ってきたら、さぁ、作業再開。

ポット、スキレット(フライパンみたいなもの)、蓋、これらそれぞれを焼き切るだけでもそこそこ時間がかかる。

防錆剤をはがして白くなったポット

そして、それら焼き切ったものをトーチャンから受け取ると中性洗剤で洗って、1回目の油塗りまではカーチャンの仕事。

洗って乾かして油を塗ったところ

で、油を塗ったものをまた炭火にかけ、しばし待つ。


しかし、午後から作業にとりかかったせいもあり、ここまでの作業で既に夕方になってしまった。

続きはおうちのキッチンガスコンロでやるしかないね。

あとはひたすら油塗っては各器をコンロにかけて熱し、そして自然冷却したらまた油塗って・・・
この作業を延々続けるトーチャン。

あかりさん、オリーブ油の匂いがたまらないご様子。まぁ確かにあかりさんのご飯やおやつでオリーブ油を時々使うからね。


おうちのガスコンロを占領され、夕ご飯を作ることも出来ないカーチャン。
結局、途中で買い物に出かけ、お弁当とダッチオーブン用食材を買ってくる。

といっても、油で3種の器(ポット・スキレット・蓋)をしっかりコーティングする作業が終わる頃には23時をまわり

更にくず野菜を炒めて鉄臭さをとるなんて作業までしていたら、夜中の0時をまわり・・・

ダッチオーブンだけでなく、ニンゲンたちも燃え尽きた気分である。


そんなわけで、この日はダッチオーブンでの初料理を作る暇もなかったわけだが
翌日、トーチャンが何か作ってくれそうな予感。

シーズニングを終えたダッチオーブンは、黒光りしてうーん良い感じ。


でもちょっとでも気を抜いたら、錆が発生してしまうこともあるので、あかりんちとしては
「錆がでる暇もないくらい、使い倒す」

これに限る。

というのはまぁオーバーにしても、週1回はトーチャンお手製のダッチ料理が楽しめるかも。



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