渡辺真知子さんの「ブルー」にまつわる青春の思い出
おはようございます、ひなこです。1月に、イスタンブールのM病院に付き添いとして滞在中、病院の無料Wi-Fiが調子悪くても、インスタグラムはなんだか見れたので、そこからインスタグラムを見るようになりました。先日、懐かしの昭和ネタを投稿している方が、渡辺真知子さんの「ブルー」の動画を上げてました。良い歌ですよね。懐かしい。それを見て、「あ、忘れてたけど、あんな奇妙なことあったな」と、思い出したので書きます。あれは、高3になったばかりの頃でしょうか。地元のNHK FM(当時地元にはFM局はそれしかなかった。今は色々あります)の夕方の番組で、聴取者のリクエストをかけてくれる番組がありました。結構暇だったのか、いや、受験勉強をしながらラジオを聴いていて、息抜きにリクエストハガキを書いたことにしておこう!(記憶の更新)そのリクエスト曲が、渡辺真知子さんの「ブルー」だったのです。ひなこ、もっぱら洋楽を聴いてましたが、まぁ、日本で流行ってる歌は自然と耳に入りますよね。で、当時私が好きだった男の子とは、まぁ仲良しの方で、よく話したりもしてましたが、彼は元カノさんのことが忘れられずにいる状態でした。彼女には新しいカレ氏ができてるし、彼も他の女の子と付き合ってみたりもしたようですが、ずっと引きずっている状態というか。なので、私も「私があの子を忘れさせてあげるわ!」と言える自信もないですし、なんなら不可能に近いけど、よりを戻して彼がハッピーになれたら良いのにな、くらいに思っていたのです。そんな私には、あなたは優しい目だけどとてもブルーあの子の代わりとわかっているからという歌詞が、まんま自分だったのです。で、「同じクラスの出席番号○番の○(アルファベット)君へ あなたの都ちゃんより」ってハガキを出したのです。それだけだとハガキに余白があるから、なんか他にも書いたんだろうけど覚えていません。季節がら、学年が1つ上がって高3、受験生になりましたー、とか、やっと暖かくなってきましたね、とか書いたのかなぁ。で、それから数ヵ月後。色々あって(省略)その時私は、その好きだった人のお家に遊びにいっていました。たまたまそのラジオ番組を聞いていたんですが、そこでいきなり私のハガキ読まれましてん!私、焦って挙動不審。もう、出したことも忘れてたわ、みたいな頃ですよ。出席番号が○番の○君にピッタリ符号する彼は、一瞬「んっ?」という反応をしましたが、「そうだよな、このイニシャルなら出席番号それくらいだよな」とそれが自分にまんま該当しているけど、自分じゃないという結論に達した様子。(何を考えているか読めた私はエスパーか)都ちゃんとは、くらもちふさこさんの「ハリウッドゲーム」という漫画の主人公でしたが、そこのところはノー•クルーだったようです。彼は、元カノの影響で、岩館真理子さんの漫画は週刊マーガレットを買うほど読んでいましたが(それを私が借りて読んでいたという)、くらもちふさこさんは知らないみたいでした。都ちゃんの切り抜きを持って美容室に行き、「こんな風にして欲しい」と言って、美容師さんに「漫画は持ってこないで」と言われましたが、それほど好きだった都ちゃん。バレなくて良かった。とホッとしていたところで、2番の歌詞、1度逃げた愛 戻らないものねでしたっけ。(調べたら、1度切れた愛 戻らないものよ、でした。全然違ってるやないかい)それを聞いて彼は、「全くだよな」としみじみ言い、私は地の底に落っこちました。チャンチャン。いや、青春してるやん、私!孫に、「おばあちゃんにもそんな時代があったんやな!」と言われそうだ!そりゃなぁ、生まれた時から還暦やったわけやないからな!ご機嫌よう!