テーマ:音楽療法(3)
カテゴリ:健康増進情報
36年間勤めた仕事を辞めて、妻の実家ちかくのマンションに引っ越してきて、もう2年半になる。
しばらくは、引っ越しの片づけに追われた。第一線を引退して、のんびりゆったりとした暮らしの中で、ある日、頭も体もボーとしてきている自分にびっくりした。 人はこうして老化していくのかな・・・・とおもった。指先を動かすことは、脳の活性化にとても効果的らしい。音楽鑑賞は、ストレスの解消にとても良いらしい。自分で演奏するのは、もっと良いというので・・・・ 老化防止のために、電子ピアノを買った。三日坊主の自分なので、無駄な買い物にならないかとちょっと心配しながら・・・・。 始めてから、もう2年続いている。というより、まだまだやる気だ。私のピアノは、音楽というよりは、どちらかというと指のトレーニングである。今は、「ハノン教則本」を基本に、その時思いつくいろいろな指の運動している。他の人に迷惑にならないように、いつも、ヘッドホンでやっている。 さぼると、指が固まったようで、気持ちが悪くなる。敏捷に動かなくなって、パソコンのキーも早く打てない感じなのだ。あんまり、いつまでに・・・と目標に縛られた取り組み方でなかったので、よく続いたのかも知れない。 曲も練習はしているが、なかなかとおらない。ベートーベンの「月光」は、だいぶ見通しがついてたが、「エリーゼのために」の真ん中の早いところが、どうして通らない。ほかにも、いろいろ弾きたい曲もあるが、いつになることやら。 それでも、お構いなし。いつ発表というわけでもないし、自分の耳で聴いておかしいと思うところを何回でも何回でも、あけてもくれても弾いている。そのうち、できるようになるかも知れない。 長時間のパソコン作業で目がぼやけ、肩がこって、イライラがたまってきても、しばらくピアノ向かっていると、不思議と疲れが取れてきて、また「やる気」が出てくる。 私の「音楽療法」は、しばらくはピアノといえそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康増進情報] カテゴリの最新記事
|
|