テーマ:相撲(1577)
カテゴリ:相撲研究
張り差し研究 その1の続きです。
張り差しの定義 張った手で差すのか、逆の手で差すのか…。 横綱ウォッチャーSUSAN様によると、朝青龍は右で張って左は廻しを取りに行く。 殆どの技を試す美樹様も、張った手と逆のが差しやすいそうです。 これに関しては、自称:頑固爺様のご意見「まぁ張り差しはそもそもが相手をひるませるというところで猫騙しと大差ないんで、王道もなにも…というのが正直な印象ですけど…」 と考える事にしました。「張って差す」事だけに注目してみます。 朝青龍の張り差し 張り差しが増えたのは、『朝青龍の張り差しが面白いように決まるからではないか?』との仮程で、色々情報収集をしてみました。 <朝青龍の入幕後の最初の張り差し> 2001年大阪場所 7日目 海鵬との取組み。 その後は、あまり使わず、横綱になった場所も、たった1度。 が…。 2004年 初場所が、1回。 大阪場所が、3回。 5月場所が、5回。初日から3日連続 名古屋場所は6回です。 情報:自称:頑固爺様より 何かあったんでしょうか? と思ったのですが、朝青龍ウォッチャーではないので、データがにゃい為、追求はしない事にしました。 面白い情報を2点得ました。 情報:自称:頑固爺様より 1.もともと朝青龍は両手突きでスタートする事が多かった 2.張り差しの難点 ・張った側の脇があく ・突っ込みがなくなる ・あまり出足のない人にやると、あるはずのない出足がついてしまうことがある 張り差し研究 その1 でも書いたように、 白鵬も最初は「1」だったんですよね。「アチョー」なんですけど。 そして、張り差しの「難点」の最後。 「あまり出足のない人にやると、あるはずのない出足がついてしまうことがある」 1994年秋場所 琴稲妻VS若ノ花 若ノ花が右で張って左差しの恰好になろうとしたら、おっつけられて一気に持っていかれてしまった。張り差しにこんなリスクがあるとは…。 白鵬のデータと比較 相手の出足を止めるためなら、 手(腕ではない)を出していくのも相手の顔を逸らせるためで有効。By あみだ様 右手を相手の顔の前にサッと出すのは、舞の海もやっていた。 By SUSAN様 ぱらぱらデータを見ていたら、白鵬もやっていましたよぉ。これ。つまり、相手の出足を止める為に、手を出してみたり、張ってみたり、アチョーしてみたり…。全て試したようです。 別の理由で、変化も。 仮程に戻って…。 白鵬が張り差しを多様した時期と、朝青龍の張り差しを比較してみると…。 うーーん。これまたどうなんでしょう、と言う結果が…。 長くなってしまったので、続きはまた。 なんだかこの研究。密かに盛り上がっているかも!です。 美樹様 YOSHI様 滑稽本様 もブログに書かれていますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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