|
「あ~あ、先週の今頃はアメリカで何してたっけ?」などと どうしようもない事を考えながら戻ったいつもの日常で生活しています。 ![]() そりゃ、あちらでは仕事をほとんどしていないワケですから、 そりゃ楽しくて仕方が無いですよ。 ハナシが飛びますが、あちらでちょっと話題になっていた動画です。 http://youtube.com/watch?v=j-NOzYbSrY4 _____________________________________________________________________________________________________________________________________ 帰り道、ものすごく面倒だけどいい経験になったルート変更。 夜に降り始めた雪はしんしんと降り続け、朝には4インチの積雪のデンバー。 ほとんど徹夜で空港へ向かいました。 ![]() Denver International Airportにて 搭乗時間になってようやくスポット・インするNW554便。 この時、既にトランジットは難しいかもしれない予感が・・・ ![]() 機内のアナウンスで予定通りのトランジットが無理なのが確定! さて、面白くなってきた。 Minneapolis-Saint Paul International Airportに到着して、NW19便のゲートをチェック。 そこまで遠くなく、飲みたいコーヒーを我慢して、ゲートへ向かう。 予定通りに帰れるに越したことは無い。 カウンターのおねえさんに「NW19は?」と聞くと「出たよ」と予定通りの返答。 ここから東京便は一日に一本だけなので、泊まりも確定してしまった。 明日の便を取ってくれと調べてもらうと、明日の便はかなりの オーバー・ブッキングがあって無理とのこと。 なんだとー? どうしてくれる? 今日のうちにデトロイトまで移動して、明日のデトロイト発に乗るか、 それともアムステルダムへ移動し、そこから東京便に乗って帰るか、 どっちがいい?とおねえさんは普通の表情で私に言う。 アムステルダムか・・・悪くないな。 じゃ、アムステルダム経由でよろしく。 預けてるスーツ・ケースがあるから、それもよろしく頼むよ。 ちなみにこの便に乗れなかったのは私を含め8人いたそうな。 それから、腹が減ったのでここで使えるクーポンか何か無い?と聞くと、 たった$5のクーポンを渡してくれた。 Sushi-Barの隣にあったピザ・ショップで腹ごしらえ。 店員のおばさんに「タバコが吸えるところはあるかい?」と聞くと、 「残念だけど、外に出ないと吸えないよ。」と知ってらぁそんなこと。 仕方がないのでディップを口に含ませてNW46便の搭乗口前の椅子に座っておとなしくする。 そうしていると、私の方をチラチラ気にするアジア系のヤツがいる。 確かコイツはデンバーから一緒だったヤツだ。 こいつもNW19便に乗れなかったのかな?と思っていると話しかけてきた。 「デンバーから一緒だったよね?どう変更したの?」 彼の名はマルコ、フィリピン人で仕事でデンバーに来ていたらしい。 東京経由でマニラに帰るはずが、私と同じようにアムステルダム経由に変更らしい。 どうせ暇だし、話しながら搭乗時間を待つ。 搭乗時間も近づき、周りが騒がしくなる。 そんな時、数名のポリス・オフィサーが来て誰かを探している素振り。 何人かのアラブ系とも見える客にパスポートの確認をしている。 私には用が無いように見える。 目的の人物は見つからないようで、カウンターに行ってアナウンス・マイクから呼び出す。 「乗客のムハンマド・オマル様はいらっしゃいますか?」 な、な、な、なんだとー? すぐに探してそいつを拘束しろ! 何度かアナウンスをしてようやく目標を連行するポリス・オフィサー。 でも、別室から5分で出てきて開放されたムハンマド・オマル氏。 若いアラブ系の顔ではあるが、コテコテでもないし、ターバンも無い。 そして拘束も無いので、どうやら私と同じ飛行機に乗るようだ。 私はテロの犠牲者になってしまうのか? ![]() アメリカとはここでお別れ。 このフライトのC/SはNW46ではなくLet's roll46な気がしてならない。 オマルの座席番号はわからない。 まぁ、ヤツが行動を起こしてからでないとコッチも転がれないのでいい。 ヤツが行動を起こすとすれば、大西洋に出るまでかなと考える。 飛行中も現在位置を確認し続けるが、洋上に出ても機内はいたって平和なもの。 目標はイギリスが、ヨーロッパのどこかか? ![]() 機が高度を落とし始めた。 機内に異常は感じられない。 ![]() 何事も無くオランダに到着。 同乗したオマル氏を疑って悪いことした。 でも、その名前じゃ彼はイスラム社会以外ではロクなことが無いハズである。 それにしても、オランダにいる自分がおかしくて仕方がない。 アメリカに行って、帰りはユーラシア大陸を横断して日本へ帰る事になろうとは・・・ ![]() Schiphol International Airportにて これで15.30ユーロとは高い気もするが、空港なのでそんなモンか? ![]() ![]() 夕方になって晴れてきた。 チューリップも風車も堤防少年もマリワナも見当たらない。 KL861便に乗る前にカウンターへ行って座席の指定をしたついでに 私のBaggageのステータスを確認してもらう。 「ゼロになっていますよ。」とのこと。 あぁ、私のスーツケースはまだアメリカにあるんだなと・・・ 座席は窓側が取れず、シベリアの空撮ができないのが残念。 フライト中はとにかく寝る寝る寝る! 成田には予定通りに到着し、まずはBaggage claimで荷物を探してもらう。 見つかり次第、連絡をくれるとのこと。 そしてシャワーを浴びる。 あぁ、生き返る。 広島へは初めて成田からIBEXのCRJを使う。 ANAカウンターの対応は素晴らしい! ![]() たぶん名古屋。 広島空港、さっそく友人のビルに会う。 彼は飛行機で到着する基地関係者を空港まで迎えに来るアルバイトをしている。 アメリカで基地巡りの帰りだと言うとさすがに驚いていた。 彼はMCRD Parris Islandの出である。 帰り道、左側通行に違和感を覚える。 社会復帰できるだろうか? とにかく、旅は終わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.18 14:45:13
[Visit to United States 2008] カテゴリの最新記事
|