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カテゴリ:自然
ようやくこの時期になって、制限も何もないフィールドへと繰り出します。 今年の積雪はレコードとのことですが、その通りの積もりっぷりです。 冬はエサがなく、厳しい季節だったことでしょう。 このブナも、向こうのミズナラも、これまで何回冬を越え、これから何回の冬を越すのか。 日差しが雪のキャンパスに濃い影を落とします。 ブナの幹に付けられたツクノワグマの爪あと。 冬は雪のおかげで、普段は行くことができない場所へも行くことができます。 とは言え、急斜面の谷を下りると体力の消耗が著しいです。 陽も傾いてきたと言うのに、谷底にいるなんてステキ過ぎです。 葉っぱが無い冬の雑木林に響くのは吹き抜ける風の音と、 雪の重みで折れた枝がきしむ音だけ。 世の中のほとんどのことがバカバカしく思えてくる瞬間です。 そして、今日も下山は闇の中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.28 23:39:30
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