|
カテゴリ:雑記
社会経済生産性本部から発表になった、本年の新入社員のタイプが「カーリング型」だそうで・・・。
カーリングを全然知らない人たちのネーミングだからしょうがないのだが、ちょっと怒ってます。噛み付いてみたりして。 以下、抜粋 2006 年トリノオリンピックでの日本女子代表チームのあわやメダル獲得か、という活躍ですっかり おなじみになった「氷上のチェス」カーリング。・・・・・・・ 幸運なことに、バブル期を上回る空前の売り手市場に遭遇し、氷(河期)の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた。・・・・・・・ 新入社員をストーンに例えているのだな。 「氷」には要注意だ。「氷」があったからこそ、の大量採用 だったことを忘れてはいけない。新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中 を押し、ブラシでこすりつつ、周囲は働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこ するのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。 これは受け入れる会社の心構えとして当然のことではないでしょうか?新入社員の特性とは無関係と思います。 また、売り手市場入社組だけに会 社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を超えてしまったり、はみだしてしまったりという こともあるだろう。 この意味よくわかりません。育成しすぎて、能力をつけさせすぎると転職をすぐにしてしまうぞ、という警告なのでしょうか?こういうことを恐れながら社員を育成する会社は将来がないでしょう。 就職は楽勝だったかもしれないが、昨秋以降、サブプライムローンの問題等で経 済の先行きは一気に不透明になった。これからも波瀾万丈の試合展開が予想され、安心はしていられ ない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。 こんな社会環境は新入社員だけの問題ではありませんね。ちなみにカーリングのストーンに意思はありませんが。新入社員を磨きすぎるなといってみたり、自分の意志を持てと言ってみたり、無茶苦茶やがな。 ======================== まぁ、毎年のこのネーミングは流行を反映してつけられるようなので、新入社員評価はこじつけで、どうでもよいのだろうが。 取り上げられるだけ、カーリングもメジャーになってきた証として喜ぶこととするか。 でもね、カーリングというのは一つのストーン(課題)を4人のメンバーが協力して目標を達成する。長い試合の間には山あり谷あり、数々の試練がある。それを一致協力してくじけず、仲間割れせずに頑張り、最後に勝利を得る。そして、たとえ勝っても高慢にならずに相手をたたえる。負けてもチームメートの頑張りを讃え合う、素敵な哲学もある、紳士淑女のスポーツなのです。 握手で始まり、握手で終わる意味は深いのです。 私はそんな新入社員や若者であってほしいと思います。そういう意味ならカーリング型はすばらしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑記] カテゴリの最新記事
|