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先日シマノ鈴鹿行ってまいりました。
当日。 朝6時すぎ駐車場に着く。 いよいよ来た。 鈴鹿。 一年は長かった。 思えばいろいろあったよ。。 サボりくせがついたり(笑) しかし、ついに昨年の雪辱をはたす時がきた!! 駐車場に降り立って、自転車を組み立てながらひとり静かな闘志を燃え上がらせていた。 会場へ移動、受付、試走、、、 落ち着かない時間が流れる。 一日のスケジュールでも早めのレースである我々のカテゴリーは、ほどなく招集時間を迎える。 「さ、パパはレースに行って来るからね!」 「パパはレースに出るの?」 もうこういう会話が交わせるようになったか。 さらさらとした髪の頭に手を置き、静かに撫でながら無言で、ひと目見る。 行ってくる。 嫁に手を振った後、愛車へと急ぐ。 愛車を立たせ招集場所へ向かう前、あのロッシが良くグリッドつく前に見せる儀式を真似して俺も愛車とレース前最後の会話をしてみた。 いよいよだよ。頼むな。 そう告げて、招集場所へ。 そして、スタートラインへと200人くらいの集団がいざなわれる。 10秒前???? 一万人とも言われる観衆がいる会場だが、その瞬間はコースに水滴が落ちても聞こえそうなくらい静まりかえっていた? バンッ???? きた! いよいよ決戦のときがきた。 マッサ、一度クリートが滑り、踏み出しに失敗するも、すかさず二回目では何とかはまり、先頭集団後方に滑り込む。 ふぅー、まずはOKと。 シケインから130R、いわゆる逆回りの自転車レースは、最初の勝負がスプーンカーブとなる。 130Rからスプーン入り口までの下り区間で、出遅れ分の修正をし、勢いそのままでスプーンの上りを越えたい! いい具合に先頭集団中ほどに位置し上りへ。 毎年ここで落車が出るので、少し位置を開けたとき集団後方まで後退してしまった、、、 上りでペースを上げるのは後半の脚に影響しそうだし、この地点で集団後方というのも悪くない。 おし、ここで様子見ながらついていこう! そう決めて20人くらいの集団の背中をみる感じでスプーンを出る。 次はヘヤピンか、、、 ここは我慢のしどこだな。 ラインを変えずに抜けていくのが前提なんだけど、やっぱりアウトからインへくい込んでくるのもいる。 減速を最小限におさえて、落車に注意しながら抜けていく。。 状態を維持するのに減速したことで、少し離されたな、、、 ようし!ヘヤピンの出口からテグナーカーブでまくって前へ出よう。 そう思いギヤをアップシフトしながら踏み込んでいく! と。 そのとき。。 落車だあああああ???? 誰かが叫んだか、目の前では二台の自転車が転倒していた! マッサの走行ライン前方、10mくらい。集団の中なので、よけられず、、、 時速40kmくらいからのフルブレーキ? 万事休すっ あわてて急制動するも、マッサのチャリは転倒せず、また倒れている自転車に乗りかかることも無く、わずか数センチ手前のところで止まった。 マッサ、自転車は完全に止まってしまい、転倒している自転車をよけて、またペダルを踏み始める間にかなりの時間を要してしまった、、、 終わった、、、 いや、まだまだ、、、 ふたつの思いが交錯するも、ただ事実は自分のいた先頭集団はもはや視界から消え、後から後から猛スピードで後続に抜かれている最中であることだ。 悔しい。。投げだしたくなる気分だった。 「パパはレースに出るの?」 そうだった。 いかんいかん。結果がどうあれ最後まで頑張らなくちゃ!! いい順位を見せるだけが、俺の、親の責務じゃねぇ。 うりゃあああああ! もう何人抜かれたかわからないが、今出来るベストを、自分のなかで出来る限り頑張るということを体現出来ていると思えるように、必死にこいだ。。 S字カーブ、メインストレート。 淡々と過ぎていくが、とにかくガムシャラに走りゴール前では数人をパスした。 あきらめない、とはこういうことだよ! と、教えたかったのであるが、この順位、虚しい限り。。 このレースでクー太に、頑張れば結果はついてくる!と教えたかった。 なのに、、、 でも、せめて自分を納得させれる部分が欲しかった。 ゴール。 なにはともあれ。 ゴールした。 順位70番台。。。 また来年の夏、リベンジだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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