2558776 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ガムザッティの感動おすそわけブログ

ガムザッティの感動おすそわけブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Freepage List

Category

Favorite Blog

グレイズ・アナトミ… New! 王道名なしさん

4月20日夜公演 舞台… yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

ミュージカルMozart… YYCafeさん

裕次郎の名演技に注… モイラ2007さん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

gamzatti@ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

Headline News

Profile

gamzatti

gamzatti

2007.04.17
XML
カテゴリ:洋画
「僕はラジオ」は、
高校のアメフトの監督が、一人の知的障害の青年に出会い、
彼に「学校」という居場所を作ってあげたという実話映画です。

最初、言葉を発することもできなかった彼が、
昼休みに校内放送でランチのメニューを宣伝するほどになっていくのです。
後に「何度高校2年生をやってもいい」という「名誉生徒」の称号をもらった彼は、
50歳を過ぎてもまだ「高校2年生」で、アメフトの副コーチさえやっています。

実話であることを除けば、ありがちなファンタジーとさえ言えますが、
一つだけ、とても重いエピソードがあることによって、
この映画は、他の「慈善慈愛ものがたり」と一線を画しています。
それは、このアメフト監督が、
「ここまでやるか」と思わせるほど、青年を親身になって世話し、保護する理由です。

「12歳のとき、新聞配達の途中で、ある家の軒下から、動物のようなうめき声を聞いた。
監禁されていたのは、自分と同じくらいの少年だった。
私はその後2年間、同じ道を通って配達を続けたが、彼に対して何もしなかった」

何もしないこと。できなかったこと。
心のひっかかりを残したまま数十年の月日がたったのです。
慈善でもなく、同情でもなく、彼は自分の良心を取り戻すために必死になった。
そこを描こうという視点が、眼差しの優しさと同時に、厳然と存在する偏見を淡々と描いて、映画全体の質と仕上がりのよさにつながっています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.04.17 07:33:25
コメント(0) | コメントを書く
[洋画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.