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テーマ:お勧めの本(7408)
カテゴリ:本・雑誌
あなたが「あなた」を超えるとき 「煮つまる」は自分を甘やかす言葉だ ・・・から始まる、この本。 サブタイトルは「煮つまりから抜けだす55の方法」 「下手な考え休むに似たり」というけれど、 それを、コピーの達人・中谷彰宏は 「動いていない人は、煮つまるのが好きです」と言い直す。 そして 「『煮つまっちゃって』と言い訳するのは、『私は傷ついた』と言いふらすのと同じ」とも。 かなり辛らつ。 でも、こういうアドバイス本は、とにかく心にグサグサきてナンボ。 だからこそ、買うだけの価値があるのです。 他にもいろいろ。 「『自分探し』という言葉はきれいだけれど・・・自分探しをする人ほど動いていません」 本当に自分探しをしていれば、日々必死、 「なんか煮つまっちゃって」「なんかここじゃないと思うんです」などと 言っていられる状況ではない、というのです。 「走っている人は走っている人同士で友達になる」 止まっていては、ランナーには話しかけられもしない、というのは、 なるほどー、と思います。 あと、 AさんとBさんの間でGive & Take と思わないこと。 人生Give & Take、といいますが、 それは、「与える、とる」の関係。 そうではなくて、ABCの関係を作ろうというもの。 AさんはBさんにGiveした。すると、CさんがAさんにGiveしてくれる。 つまり「Give & Be Given」(与える、与えられる)の関係! 要は、誰かに何かしてあげても、その人からの見返りを期待するな、ということですが、 こういうふうに言われると、説教くさくないですよね。 中谷彰宏という人は、なんと780冊も本を書いているというのです。 本文中にそう書いてありましたが、そこはさらっと読んでしまいました。 でも。 本の後ろにその著書の一覧がついています。 9ページも! びっくりします。 すごいと思います。 そして著者紹介のページには、こんなことも。 「感想など、あなたの手紙をお待ちしています。 僕は、本気で読みます(中谷彰宏)」 中谷彰宏に会ったことのある人の話では、 「いつ話をしても、元気をくれる人」「いっぺんでファンになる」そうです。 こう語ってくれた知人も、実は人々に元気を与える仕事をしているのです。 いったい、どんな人なんでしょう。 私も、会ってみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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