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カテゴリ:本・雑誌
カラマーゾフの兄弟(1) 5月から読み始めた「カラマーゾフの兄弟」(4巻+エピローグ)、 ようやく読み終わりました! ひとことでいうと、 これは「3000ルーブルと女と神をめぐる三題話」だった感じがします。 ちょっと「三人吉三」を思い出しました。 内容に踏み込んでのレビューは後に譲るとして、 今日は、 「大河ドラマでやるとしたら、配役は誰?」で迫りたいと思います。 まだ読み始めて日の浅かった5月、 私はやはり同じようなことを5月28日の日記で試みています。 全部読み終えて考えた配役は、以下の通り。 カラマーゾフ家 ・殺されてしまう父・フョードル=佐藤慶 ・父殺しの嫌疑でつかまる乱暴ものの長男・ドミートリー=佐藤浩市 ・ドミートリーとは腹違いの次男・イワン=今井朋彦 ・イワンと母を同じくする三男・アレクセイ=藤原竜也 カラマーゾフ家の使用人 ・忠実な下男・グリゴーリー=壌晴彦 ・フョードルの庶子ともいわれるスメルジャコフ=筧利夫 女たち ・フョードルとドミートリーの運命の女・グルシェーニカ=秋山奈津子 ・誇り高く、自分の心にウソをつけない女・エカテリーナ=鈴木京香 ・噂好きで、誰にでも好かれたい女・ホフラコーワ=大竹しのぶ ・ホフラコーワの娘で自己顕示欲が強く、愛をおしつける女・リーザ=鈴木杏 アレクセイの修道院関係 ・アレクセイの恩師・ゾシマ長老=仲代達矢 ・ゾシマを信奉しない見習い僧・ラキーチン=山本耕史 以上です。 ゾシマの仲代達矢、ドミートリーの佐藤浩市のイメージは不動でした。 ドミートリーは 奔放に暴れ、女に恋して何も見えなくなり、本当は泣き上戸の純粋なヤツです。 エカテリーナは 最後の方になって、けっこう印象が変わりました。 上品さの中に、「女」が暴れている、そんな感じですね。 アレクセイは、 けっこう食えないヤツっていうか、正論まっしぐらのところがオソロシイ。 そのあたりは、藤原竜也、真骨頂ではないでしょうか。 スメルジャコフは、難しい役です。 華があってはいけない。腰が低くなくてはいけない。 でも目だけはギラギラしていないといけない。 筧さんの不敵な笑みに期待です。 フョードルも、 スメルジャコフ同様、ヘビのようないやらしさがほしいです。 それから、恰幅がいい人はダメ。 やっぱ、佐藤慶。彼しかいない。 ラキーチンがもっとも悩みましたが、 アレクセイと同年代で頭の切れるスマートさの一方、 傲慢で人を論破するのが好き、 出世や金のためなら年上の女にもすりより、 人を裏切ったり出し抜いたりするのもいとわない上昇志向の感じです。 ということで、 読んでいる人、読んでいない人、いろいろ空想していただければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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