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カテゴリ:東日本大震災後の日本
一年を振り返る番組が目白押しである。
それは、大切なことである。 「あの」時間に黙祷。心を込めて。 しかし。 同じく「一年」を振り返る番組を 3月12日にするだろうか。 3月15日にするだろうか。 3月21日にするだろうか。 地震・津波は天災である。 1年経って、いまだ復興は思うように進んでいないとしても、 「天災」は終わり、終わってから復興している。 しかし、原発事故は違う。 いまだに事故は収束していない。 沈静化しているかもしれないが、いまだに放射能は漏れ続け、 もしまた同様の大地震が起これば、 さらなる被害が生まれる危険性をはらんでいる。 番組の中で「風化させてはならない」というコトバが聞こえた。 風化するほど、時は経っていない。 まだまだ。私たちは「被災」の真っ只中にいる。 真っ只中にはいるけれど、 立ち止まってはいられない。 息を止め、うずくまり、立ち止まっていても、時は流れる。 生きていかなければ。 そして、 どうせ生きていくのであれば、 できるだけ楽しく、できるだけ、未来に希望を持って生きていきたい。 そのために。 そのために、今、私にできること。 あの日と同じだ。 今、私に、できること。 それを、つらぬいていくだけである。 もう一度、黙祷。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「被災者」の中には「復興者」と呼ばれたいとおっしゃる方がいるそうですね。でも福島の場合、「被災者」が「被害者」であるのではないかと、私は思うんです。
世界各地で何か国語にも訳されたMarika Yoshidaさんの"Note"読まれましたか?2か月前に書かれたものですが、FBなどを通じてどんどん広まり、最近ドイツの新聞にドイツ語訳も掲載されたそうです。 (2012.03.12 11:42:36)
LimeGreenさん
>世界各地で何か国語にも訳されたMarika Yoshidaさんの"Note"読まれましたか? いいえ、知りませんでした! 探してみます。 (2012.03.13 20:37:14)
>見つけました! >おしえてくださってありがとうございます。 ----- 見つかりました?良かったです!シンプルですが、その分すごく考えさせられますね。 (2012.03.16 19:26:49) |