カテゴリ:books
医学博士・精神科医、教師であり、主婦であった 神谷美恵子の代表作。
人間の多様性を認め、人生における数々の戸惑いに光を差す名著。 初版は 1966 年とのこと。実に 40 年以上経った今も、全く古さを感じさせず、読むものに新鮮な驚きを与える。とても一人では読み切れないほど多くの文献に精通し、そのエッセンスが惜しむことなく散りばめられていることも魅力。読むものの視野を大きく広げてくれる。 できる限り客観的に、できる限り高い目線から、好奇心旺盛にそれぞれ一人一人異なる「生きがい」を俯瞰している。画一的な現代の見方や自然から遠く離れた生活など、今、見直すべき点がたくさん示されている気がする。 辛いこと、苦しいことを経験した人はもちろん、そうでない人にもじっくり読んでほしい一冊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.27 19:51:26
[books] カテゴリの最新記事
|
|