月光院璋子の日記 beside you

メールボックスを開いたら、
話題の「肥満遺伝子検査」が自宅で出来る！
遺伝子タイプを知って賢くダイエットという口上で、
その商品セールスがスパムメールで届いていました。

---ふうん、そんなのがあるの？

ということで、
早速ネットで「肥満遺伝子検査」を検索。

驚きました。
爪を切ってどこぞに送るだけで、肥満遺伝子のタイプが分かる「肥満遺伝子分析キッド」なるものがいろいろとありました。普通、遺伝子検査って、血液採取したり、口腔粘膜や髪、爪、などを採取して大学病院などの研究室で行われるものとばかり思っていましたが、肥満遺伝子検査などは、在宅でも出来るんですね。
ちなみに、どうして足の爪では駄目なのか分からないわたくし----。

肥満遺伝子＝体内のエネルギー代謝を調整する体質遺伝子の一つ。
ということで、エネルギー代謝が人によって遺伝的な側面から異なるため、
太りやすい体質の人や痩せやすい体質の人がいらっしゃるわけで、
それに加えて、太ったり痩せたりする要因─生活習慣や食の嗜好傾向、糖代謝や体温等などの個人差などが影響して決まるわけでしょうが、
自分がどのタイプの肥満遺伝子なのかを知ることで、
ダイエットや体重管理などが必要な方には有効的かもしれないですね。

現在、約５０種類以上の肥満遺伝子が発見されているそうですが、
日本人の９７％が「β３ＡＲ」「ＵＣＰ１」「β２ＡＲ」という、わたくしにはわけの分からないものなれど、そうした遺伝子変異が存在することが分かっているのだそうで、それゆえ自分がそれら三つのうちのどのタイプかを知ることで、生活予防週間の予防、健康管理にも役立つという口上が多かったですね。

多くは、自宅で検体を採取してどこぞかに返送して見てもらう。
その検体到着後、約1週間で検査報告書が届くようです。
肥満遺伝子の分析結果に加え、その人の理想のダイエット方法(食事・運動・サプリメント)がきめ細かく報告してもらえるという感じ。
普段の食事から分析された栄養に関する結果も報告されるので、それらをどう利用するかは本人次第。いろいろなダイエットに挑戦したけれど、皆続かなかったという方や、○○さんや△△さんと同じダイエット方法をやっても自分にはあまり効果がないという体験をされた方、あるいは運動不足で太ってしまったという方、生活予防週間の予防に真剣に取り組みたいという方には、参考になるかも。

食の秋、食欲の秋----

PCの前に座り込んでいる時間に比例して
運動する時間がなくなっているに違いないネット愛好者の皆さんにとっては、
この肥満遺伝子検査、一考の価値ありかもしれないなァと。

えっ、わたくしですか？

そうした検査キッドが3万円と聞いただけで、
さよなら～～～

そもそもダイエットは心理的なものが一番大きいと思うゆえ、
お痩せになりたい方には、
一途に何かに打ち込まれることをお勧めしたいですね。

ほのかな胸のトキメキが心と体が燃えたつような激しい恋心に変われば、
さらに切なくて切なくて辛い---という恋に発展すれば、
そうしたキツイ恋に実を焼いたなら、あっという間にお痩せになるかも。
３万円をお使いになるなら、そのデート代にお勧めしたいですね。

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