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カテゴリ:眼差し
早朝に「何もしたくないな---」だったので、 ブログを書いて過ごしたわたくし。 昨夕眠かった理由は、 これ(↓)かなと思い至った次第。 一ヶ月に及んだ拙宅の改装工事、先週やっとその代金の支払い請求書が届けられ、 昨日銀行でその支払いを済ませてきました。これでやっと今回の工事も終わったという実感ゆえの安堵感で、隠れていた疲労が出てきたのかも。 さて、工事代金。当初の予算を数十万超えた時点で、 解体工事が予想に反して大変だったことを思えばやむを得ないとの思いを持てど、 そのために期間が大幅に延び、そのために発生した大工さんたちの手当てなど、 一概に見積もりを出した相手の落ち度とは言えず、 請求額の委細を見ると、これでいいのと思うほど割り引かれていたけれど、 これ、何!? と言いたくなったのは、消費税分の数十万円。 消費税----つくのは分かってはいたけれど、 思いの他大きいなあと思われたせいか、あらためて、消費税、いやな感じだと。 この税は、このままでは悪税じゃないかと。 せめて有効に使われているならまだしも了解するけれど。 食料や医薬品、衣料品や日用品などの生活必需品は非課税にせよという意見もあったけれど、最終的には現行のような制度になった。 それって、一億総中流意識が持てた景気の良い時代ならともかく---- との思い。 別荘やセカンドハウスといった不動産ならともかく、 自分の住まいの改築や修繕にかかる分の支出が例外なく消費税の対象にされるのだから、いくら国が奨励しても個人住宅の耐震工事なんて進むわけがない。日本は地震国ゆえ被災を教訓に耐震工事を行おうという国民意識は、とても大事なことのはず。耐震工事を行う個人が増えれば、自治体だって国だって助かるはずなのに、どこまでも無差別に付いて回る消費税。 持ち家の奨励を国を挙げて推進した時代があるというのに、その持ち家を耐震のために修繕するのに税金をかけるのだから、国っていうのは信頼ならないと思っておられる方たちも多いことだろう。 やはり悪税だと改めて思ったわたくし。 無論、改装や改築といっても、新築の家を購入するのと変わらないリフォームもあるけれど、それなら改装や改築の理由や範囲を定めればいい。耐震強化のためだったり、経年劣化部分の修繕のために必要とされる工事を税の対象となるというのは、やはり考えさせられます。 間接直間比率でいえば、まだまだ間接税は少ないぞと言われる方も多かろうけれど、 わたくしも一概に消費税反対!という者ではないけれど----、 いくら消費税が景気の影響が比較的少なく安定した税財源になるとはいっても、 やはり、子供を育て持ち家を持つ療養中の身としては、この数十万円、 果たして税として徴収の対象にしていいものなのかしらと 改めて朝から唸っているわたくし。 持ち家を買えば、一回きりなれど不動産取得税g。 持ち家を持っていれば、以後毎年固定資産税。 持ち家を修繕すれば、消費税。 この消費税、対象が何であれ、購入し代金を支払う際には、必ずついて回る。 納得いかないときも少なくないゆえ、わたくしはひそかに「金魚のフン税」と呼んでいるけれど、国民はこの悪税に慣れてしまったのかしら。 わたくしも慣れてきた一人ながら、心の中ではいつも義憤を抱いている。 子供のオムツにもミルクにも、 子供が100円玉を握り締めてお店で買うオヤツにもつく消費税。 子供が小さかった頃、幼稚園児や小学生からもこの国は税金を納めさせる国になったのだと義憤にかられ、子供のオヤツは手作りするようになったことを思い出す。 野菜を買っても卵を買っても、税がつく。 自分で生産できないゆえ買うしかない食料に税がつく。 頭にきてテラスで作れる野菜は自分で植えるようになったけれど、 その買った苗には税がついた。 「どこまでもどこまでも付いて回って追いかけてくるもの、なあに」 「答えは、税金」 などと笑っていていいのだろうか。 生活を直撃する税って、 何のための、誰のための税なのか タックスペイヤーとしては、気になります。 願わくば、憲法改正の折は、納税の義務と共に、 納税拒否の権利も明記させたいわたくし。 兵役の義務のある国々でも、 そうした義務に対して良心的兵役拒否として、 拒否の権利が認められています。 納税拒否の場合にも良心的納税拒否があるんじゃないかと。 拒否権利の行使の代わりとして 社会奉仕の義務を明記。 こうしたことが、条文に明記される憲法改正なら、 早く改正をやってもらいたいくらい。 後の法律でいろいろと知恵を出し合えばいいのだし---- アタマのいい霞ヶ関の人間もそれが試されるのでやりがいがあるんじゃないかしら。 そうした憲法になるなら、 いまよりずっといい社会になりそうに思うけれど、 賛同して下さる方っていらっしゃるかしら。 えっ、 税金を払う人間がいなくなるから、駄目? そんなことにはなりませんよ。 払えるのに払わない人たちがいる学校の給食費と違って、 税金の良心的納付拒否を行使した際には、 「公共の施設や環境の美化清掃に毎日一日8時間労働奉仕を行う」 「発展途上国に赴任しその国の要請に応じて、同上の労働奉仕を行う」 他にもいろいろの社会奉仕はあるし、 公共の福祉に関わる重労働は多々ありますもの。 良心的納税拒否って、≪良心≫に照らして納税できないということだから、 納税を拒否する人は≪確信犯≫的だから、いいとして、そうじゃない場合は、税金を納めさせてくれ~~~と泣きつく人が列をなす可能性だってありそう。 脆弱なわたくしは、だから納付し続けるしか能がないと泣くことになるかもしれないけれど、 それでも、あればいいなァと思うのが、この「税金の良心的納付拒否の権利」です。 そうなったら、こんな消費税なんて絶対納めないぞと思うわたくし。 だめかしら--- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 11, 2007 03:24:55 AM
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