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カテゴリ:眼差し
他事多様な週末&週明けも終わり、 こうしてゆっくりブログに向き合える時間が持てました。 昨日の国会証人喚問、視聴率がどのくらいになったのかは不明ですけれど、 予想通り、なんともお粗末極まりないもので終わりました。 元防衛庁時代から今日まで「天皇」と称されるほどの、不可侵な力を保持していたような事務次官に、そもそも自己に不利益な発言を証人喚問で期待する感覚の方がおめでたい。 罰則もないような倫理規定に違反することなど朝飯前の官僚を、 それも退職した事務次官の証人喚問を行うなら、 質問する側も、それ相応のお宝情報なり資料なりを入手してからやってもらいたいもの。 政党が雁首揃えていても、そうした情報入手の能力もないのでしょう。 だからこそ、事務次官がやりたい放題のことができる。 政治家、つまり国会議員が、 事務方の官僚にそこまで舐められているという証左です。 国会証人喚問といっても、喚問する側のレヴェルはこの程度ながら、 一国の安全保障、防衛をつかさどる省の事務方のトップに、 こうした人物を任命した責任は、そもそも誰にあるのか。 事務次官にここまで舐められても恥辱を感じない国会議員が、 いかにTVカメラの前で怒って見せても、迫力ないどころか、 何だか空しくなるばかりでした。 石破茂現防衛大臣には個人的に期待している一人なれど、 日本の防衛、安全保障問題は、一から刷新しないと、 もはやどうにもならないところまで来ているのかもしれません。 国のトップから一般国民に至るまで、他国に守って貰う事に慣れてしまった国に、 そもそも防衛問題を司どる省庁があること自体、何ともいい様がないほど奇妙で、 わたくしなどは空しささえ感じます。 この空しさ、一度考え直さないと、 空しさに呑み込まれてしまいそうです。 テロ特措法審議、 当分続きそうですけれど、 日本でテロが起きないのは不思議です。 また、国連中心主義というなら、民主党には 国連の敵国条項の削除をまず語ってもらいたいわたくし。 国会で、こうした茶番劇が行われているせいか、 世間では、またぞろJAS違反。 こうした分野でも「真打登場」と申していいのか、 とうとう、あの「吉兆」までもが賞味期限の虚偽表示で謝罪会見。 順不同ながら、ここ数日分まとめてブログをアップすることで、 気持ちを切り替えていきたいなァと。 ←気持ちが塞いでおられる方、憂鬱だなァという気持ちがおありの方、クリックして憂さを晴らして下さいね。 それにしても、気になります。 毎週ゴルフをして回らなければ発散で出来ない防衛事務次官のストレスって、 何が原因のストレスなのかなァと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 30, 2007 03:31:39 PM
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