|
テーマ:戦争反対(1189)
カテゴリ:どくしょかんそうぶん
またとても綺麗な文章に出会ったので
原則、ネットではそこに書かれた言葉/文章が総てです。 性別を偽ってみたり、ネット人格を演じてみたり、様々な演出や戯れをなされたりしますが、智性品性人品、存外言葉というのはウソをつけないようになっています。 例えば俄にこうしてデスマス口調で書いてみても、ちぐはぐ感、行間から滲み出る下劣さはなかなか一朝一夕には払拭出来ないものです。 しかし、明らかに粗暴ななんちゅうーかまああれだあ、の様な文章に比べ、少なくとも誠実足らんとする努力だけは推察出来るのではないでしょうか。 昨日の日記でも触れさせて戴きましたが、日本特有の美的、道徳感覚として、沈黙を以て尊しとする、という習慣があります。沈黙は金、という言葉もあります。 しかし、それでも最低限必要なことは発言しなければなりません。 かつて、「鬼畜米英」という言葉がありました。 確かに、本当に、日本がそれらの国に、戦って、勝てる。必勝の信念を以てすれば神国日本に敵う外敵など存在しないのだ。と教育を受け、それを信じ、それ以外知らなかった人も中には、いや、海外旅行など考えられなかった当時、大部分の国民はそれを無邪気に信じていたことでしょう。 日本国民全員がそうだった?。まさか。北米と戦って、国力比等、物理的計数的に必敗であることを知っている人は少数ながら存在しました。 開戦するまでは、実際に矢面に立って戦った海軍では、米国と戦って勝てる訳がないという意見が支配的でした。対米戦を研究した結果、必ず負けるという論文も書かれています。 そして、「鬼畜米英」という風潮を誘導したのは誰か。当然ですが当時はインターネットなど存在しません。 更に、当時でも、勢いではダメだ、国を過つぞ、と正論を展開した報道も存在しました。 が、非国民であるとか、つまり「受け」が悪かった為に、支持者が減り、消滅していったのです。 あの戦争を引き起こしたのは、軍人でも、メディアでも、ましてや政治家でもありません。 我々日本国民が、民主的に、その総意で起こしたのです。 かつて日本は、確かに過ちを犯しました。しかしそれは、戦争そのものではありません。 満州建国まではセーフです!。国際社会の合意もありました。当時は植民地政策自体は否定されていませんでした。どこでもやっていたことです、但し犠牲になっていたのは亜細亜の友邦達ですが・・・。 問題はその後です。今も昔も日本が北米と戦う利害の衝突は何も無いのです、日本の立ち回り次第では。 かつて日本は、国を滅ぼしかねないほどの重大な錯誤を犯しました。 そしてその反動で、再び日本は重大な岐路にあります。 反米、嫌米という風潮があり、それを後押しする動きもあります。 私たちをネットウヨクと揶揄する人々が存在します。 しかし、私たちは、私は、今を生きる日本人の一人として、誤解を恐れずに発言し続けていこうと思います。 触発された場所「ことばを慎まない」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[どくしょかんそうぶん] カテゴリの最新記事
|