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カテゴリ:映画(日本映画)
金曜日の夜は、日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で「隠し剣 鬼の爪」を観ていた。先般紹介した「たそがれ清兵衛」と同様、藤沢周平原作の小説を、山田洋二監督で映画化したものである。公開は2004年だ。
新聞のテレビ欄に、藤沢周平の「二つ」の小説を基に映画化と書いてあったので、調べてみると、「隠し剣 鬼の爪」と「雪明り」という作品のようである。 時代は幕末、舞台は東北の小藩・海坂藩。動乱の時代であるが、京や江戸から離れているためか、まだどこかのんびりとしている。平侍・片桐宗蔵のかっての同門・狭間弥市郎は、謀反を企てたとして、牢獄につながれたが、脱獄し、人質をとって百姓家に立てこもった。片桐は、狭間をきるように命令を受ける。片桐は、師から、流派の秘剣・「鬼の爪」を伝授されていた。 基本的には、このあいだ観た、「たそがれ清兵衛」とほとんど同じパターンである。武士の世界では、よくありがちなことなのであろうか。そこに、男女の情愛をうまく絡めている。それにしても、緒方拳演じる悪家老の憎たらしいこと。 ところで、肝心の「鬼の爪」、どうしたんだと思っていたら、最後の最後でやっと出た。これって、剣の技? 思わず、 「あんたは、必殺仕事人かい!」 とツッコンでしまった。 (監督) ・山田洋二 (出演者) ・永瀬正敏 (片桐宗蔵) ・松たか子 (きえ) ・小澤征悦 (狭間弥市郎) ・高島礼子 (弥市郎の妻・桂) ・緒形拳 (家老・堀将監) ![]() DVD「隠し剣 鬼の爪」 ![]() 風と雲の郷 別館(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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