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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 23, 2007
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カテゴリ:映画(日本映画)


 土曜の夜は、フジテレビ系列の「土曜プレミアム」で「博士の愛した数式」を観ていた。小川洋子原作の映画で、2006年の公開である。

 内容はご存知の通り、事故で80分しか記憶が持たない、数学者の「博士」と、博士の家政婦になったシングルマザーの「私」そしてその息子の「ルート」との交流を描いたものである。

 映画の方は、大人になった「ルート」が教壇に立つ場面から始まる。良く分からないが、たぶん中学校かな。「博士」の影響で、数学の先生になったようだ。そして、「博士」の思い出を語るのだが、どうも「ルート」が数学版金八先生に見えてしまう。

 「博士」の記憶は、80分しか持たず、次の日には二人のことをすっかり忘れてしまうのだが、はじめは愛想の悪い変な親父だった「博士」も、しだいに二人と心が通い合っていくように見える。表層的な記憶からは二人のことが消えてしまっても、無意識の部分に、心の触れ合いが蓄積されているのであろうか。父親のいない「ルート」も、博士に父親の面影を見ていたのかもしれない。

 「私」がだんだん、数の魅力に引かれていく様子が面白い。なかなか、こういうことに興味を持つ人は少ないと思うのだが。この映画の影響で、多くの人が数学の魅力を分かればいいな。(でも、私は、数論などの純粋数学はどうも苦手です(^◇^;))

 小説の方は、ちょっと哀しい終わり方だったけど、映画の方は、「博士」の夢が次々に受け継がれて行くような感じで、こっちの方が好きかな。


(原作)
・小川洋子

(監督)
・小泉堯史

(出演)
・寺尾聰(博士)
・深津絵里(私)
・齋藤隆成(ルート)
・吉岡秀隆(大人のルート)
・浅丘ルリ子(博士の義姉)



DVD「 博士の愛した数式 」





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Last updated  September 22, 2007 05:20:13 PM
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