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カテゴリ:映画(日本映画)
金曜日の夜は、日本テレビ系列の金曜ロードショーで「おもひでぽろぽろ」を観ていた。1991年製作のスタジオジプリ作品である。 東京の勤める、主人公のタエ子は、休暇をとって、山形にある姉の夫の本家に、紅花摘みをするために行く。この作品は、そこでの、タエ子と本家の人々や、親戚のトシオとの交流を描いたものである。しかし、なぜか、小学5年生のころの自分もいっしょについていき、時々フラッシュバックのようにそのころの思い出がよみがえる。 タエ子の小学校時代というのは、昭和40年代の初めである。まだパイナップルが珍しかったり、テレビは白黒だった時代だ。この作品に出てくるそのころの世相がノスタルジーを感じさせる。特に、作品中の白黒テレビに映っていた「ひょっこりひょうたん島」。ドンガバチョやトラヒゲは本当に懐かしい。 27歳のタエ子が訪れた山形の田舎の風景、こちらも子供時代の風景を思い出して懐かしい。もっとも私が育ったところには紅花は無かったが。 会社から10日の休暇を取ったにしては、えらく長く滞在しているような気がするのは気のせいか。それに、あんな日常なら、毎年繰り返しているはずなのに、なぜ、小学5年生の時の思い出でなくてはいけないのかは、どうもよく分からない。、 ともあれ、タエ子は、ここで、小学校5年の自分にさよならし、未来を見つけたようだ。 (原作) ・岡本螢/刀根夕子 (脚本・監督) ・高畑勲 (製作プロデューサー) ・宮崎駿 (声の出演) ・今井美樹 (タエ子) ・柳葉敏郎(トシオ) ほか 「おもひでぽろぽろ」(岡本蛍 /刀根夕子:徳間書店)原作&アニメDVD ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○応援してね。 ![]() ![]() 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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