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カテゴリ:日々の読書(その他)
俳優の岡本信人さんのように、野草をなんでも天ぷらにして食べちゃう人はそう珍しくはないのだろう。もちろん野草の中には、毒のあるものがあるので、十分気を付けなくてはならないが、食べられる野草というものは意外に多い。そういえば、麒麟の田村氏なんかも、公園生活をしていた時は雑草を食べていたらしい。 私も、田舎育ちなので、食べはしないが、スイバやツバナなどを噛んでいた覚えがある。野イチゴや野生のグミ、天然の山芋、アケビなど、山に行けば結構食べられるものはあった。 ということで、本書のタイトルを見て、いかに野草を食べるかというような内容だと思っていたのだが、読んでみると少し違った感じを受けた。確かにレシピはいろいろと載っているのだが、野草だけでなく普通の野菜も結構ある。 食べられる野草というのは結構多いものだが、思ったほどの種類は紹介されていない。どちらかといえば、著者の生活ぶりや主張の方が目立ってしまうというのは気のせいか。 ちょっと違和感を感じるのは、どのくらいの根拠があるのかわからないが、とにかく決めつけているような内容が多いということだ。目次に「陰陽」とあったのが、少し気になってはいたが、どことなくスピリチュアルな香りがして、科学の子を自認する私とはあまり相いれないなという気がする。 ※初出は、「本が好き!」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 13, 2018 10:10:31 AM
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