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ふるさと銀河線沿線応援・地方鉄道応援サイト 七つ星の里

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 こんばんは。

 東日本大震災の被災地を走る高速道路については、震災発生以後、通行料の減免措置が取られてきました。これらの減免措置は、被災自治体の罹災証明書を必要とし、膨大な証明書の発行業務が自治体の業務を阻害したり、出発地のインターが被災地内であれば全面無料になるという制度が悪用され、特定のインター周辺が大渋滞となる事態が発生しました。

 12月1日から、この高速道路の減免措置が変更されました。変更点は、制度を被災地支援、避難者支援、観光振興に分け、被災地支援については無料化区間を狭めた上で、罹災証明書なしで利用できるようになりました。観光振興については、土日限定で無料化する区間を設定しています。なお、避難者支援については、発着点のいずれかが無料化区間に入っていれば、有料区間も含め全線無料となるもので、避難していることが証明できる書類の提示が必要になります。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20111201/CK2011120102000058.html?ref=rank

 高速無料化の話が出るたびに思うのが、他の交通機関との兼ね合いです。特に鉄道に関しては、高速無料化の施策が発表されるたびに、大幅な収入減になることで、鉄道会社の経営が常に不安定な状態になっています。そしてそれ以上に、さまざまな苦労を抱えて避難されている被災者の方に、疲労が増すクルマの運転を、いたずらに助長するような施策はどうなのか?

 もちろん、被災地支援にクルマは欠かせません。しかし、自身でハンドルを持つ必要のない、公共交通機関の利用を促進するような施策も、並行してあっていいのではないか。

 残念ながら、被災地支援に絡む公共交通機関の利用促進は、そのほとんどが運営会社に委ねられています。巨大企業JR東日本も、自社線の復旧で、かなり疲弊しています。被災地支援はクルマだけではないことをここでは強く指摘しておきたいと思います。

 JR東日本では、12月の土曜休日に、管内全線が利用できる「東北応援パス」を発売しています。このようなお得なキップを活用して、この冬もぜひ、公共交通機関で、被災地へ、東北へお出かけください。

http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?mode=top&GoodsCd=1785






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Last updated  2011/12/01 11:55:19 PM



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