カテゴリ:カテゴリ未分類
今年の本試験問題は、個数問題が1問増えただけで、全体的に過 去問対策で十分対応できる、「マン管」らしくない問題構成に なっていました。 昨年の結果は、合格率が過去最高の9.89%、合格点も過去最高 タイの38点ということで、今年は「超難化」が予想されました が、逆に「易化」したため、高得点者が続出しているようです。 特に気になるのは、38点決着の年は「40点」超えの報告が多い のですが、今年はツイッター等で「45点」前後の報告が多く、 それも没問濃厚の問4を除いて、というのですから、合格基準点 も当然高くなるでしょう。「マン管史上最高点決着」となっても 何ら不思議ではありません マンション管理士試験は、平成13年の第一回試験から昨年の令 和3年まで、合格率「一桁」を堅持する、難関国家資格試験です。 平成30年と令和元年試験では、合格者数が900人台まで落ち込 んでも、試験水準を維持すべく、合格率は「一桁」でした。 さて、今年の試験で合格率は史上初の2桁となるのでしょうか。 マンション管理計画認定制度でマンション管理士への需要が高 まり、ついに合格率10%台突入の可能性も否定できませんが、 やはり、国家資格の試験水準を維持するためにも、今年も「7 %から9%」の狭いレンジで合格点がきまるものと思われます。 そうなると、昨年の合格点は、限りなく39点に近い38点決着で したので、昨年よりやや「易」なら「39点」、昨年よりも明ら かに易化したなら「40点」または「41点」。 大手スクールのデータがない現時点では、例年どおり合格率1ケ タを堅持するなら「40点」が大本命、マンション管理計画認定 制度に鑑み、合格率2ケタへと大きく舵を切るなら「38点」が 本命になりそうです。「37点」なら宅建並みの合格率? ただ、気になるのは、合格率と合格点が「過去最高」だった昨年 の結果を踏まえて、今年の賃貸不動産経営管理士試験のように、 なりふり構わず「個数問題」を激増させるわけでもなく、問題の 質を高めて難度を上げるわけでもなく、全く危機感が全く伝わっ てこないのです。 試験実施団体は今年が大きな転換期と考えているかもしれません ね。しかし、「マン管」は合格率1ケタの難関国家資格試験だか らこそ、独占業務がなくとも不動産系資格のなかで特別な存在で はなかったのでしょうか。 現在、4年連続「本命」予想が的中している、当ブログの合格予 想ラインは以下の通りです。(11月29日7時現在) ◎40点 △41点 △39点
令和4年度 マンション管理士試験 最新「割れ問」一覧 (11月28日23時現在)
令和4年度マンション管理士試験 合格予想ライン総まとめ (11月29日現在)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月29日 09時28分32秒
|