世間では様々な知識が横溢していて、よく「体に良いものと悪いもの」の話が盛んである。テレビや新聞で聞き齧った不足極まりない知識を盲信して、ただ単に、その物質や栄養素だけを重要視して、夢中で話す人が多いけれど、実際のところ、その量と率に関して詳しく知る人がいないのが不思議だ。
一例として、カフェインのメリットとデメリットに関して、量的な知識がなかったりする。カフェインは適度に摂ればメリットになるが、摂りすぎるとデメリットになる。じゃあどのくらいなら良いの?と聞くと誰も答えられない。
コーヒーの場合、ドリップでいれた場合、100mlあたり60mlのカフェイン濃度で、健康な成人の、1日あたりのカフェイン推奨摂取量を考えると、マグカップ3杯程度がいいようです。これだと一日360mlくらいのカフェインですかね。
次に体に悪いと言われる食品添加物の例だと、例えば「リン酸塩」。
インスタント麺やソーセージなんかに入ってます。しかし、リンは、カルシウムの次に多い体内に不可欠なミネラル物質だそうで、適量なら健康に貢献する物質。
リンを摂り過ぎるとカルシウムの吸収を邪魔し、反対にカルシウムを摂り過ぎるとリンの吸収を低下するのだそうで、要はバランスの良い食事が推奨されるわけです。
ではどのくらいの量を摂取すると体に悪いのか?
一番リンの含有量の多いソーセージが250mg/100g程度だから、これを毎日数百グラム食べれば体に悪いってことになります。しかし、毎日は食べないよね。
以上の例の様に、他についても似たり寄ったりで、どれも相当の量を摂取していないもんです。良いものも悪いものも。
ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ(^o^);
バナー二箇所クリックよろしく!m(_ _)m↓
にほんブログ村
親父日記ランキング