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カテゴリ:フライブルク市の様子
今回も前回に引き続き、フライブルクの旧市街の舗装道路上に舗石を使って描かれた、様々なマークについて紹介したいと思います。前回紹介したように、お店の正面の舗道に描かれたマークにはたくさんの種類があり、一つずつ観察していくと興味深い発見がいくつもあります。
お店の正面に描かれているマークは、「円の中にそのお店にまつわる絵が描かれている」という形のものがほとんどです。 例えば、 このアイスクリームの絵は、 写真のように、アイスクリームを売りにしているカフェの正面の舗道に描かれています。 こういった形をとっているマークはこの他にもたくさんあり、さらに例を挙げてみると、 こちらは靴屋さんの前のマークで、黒いブーツの絵が描かれています。 また、 こちらのマークのお店は、室内の照明を専門に扱っている電器店です。 こういったマークの中には、円の形を上手に利用したものもあります。下の写真のような、 時計屋さんのマークは、円の丸い形を利用して時計を表現しています。 このように、マークのほとんどは丸い形をしていますが、中には「円」という形をとっていないものもいくつかあります。 上の写真のお店では、お店の名前をそのまま地面に描いています。まるで広告のようです。 下の写真のマークも円を使ってはいません。リンゴの絵の中に、さらに何か別のものの絵が描かれています。いったい何のお店のマークでしょうか? 実はこのリンゴの中に描かれているのはコップで、このマークの正面にあるお店はフルーツジュースのお店なのです。「フルーツ+コップ=フルーツジュース」というわけですな。 では、次のマークは何のお店を表しているでしょうか? こちらは可愛い女の子の絵です。こういった形のマークは中でも珍しいものだと思います。 実はこのマークは… 子供服・ベビー服を専門に扱っているお店を表していました。このマークのように、「それ自体では何を表しているのかわからないマーク」の正体がわかったとき、何か新しい発見をしたような気がして、うれしくなります。 上に紹介したフルーツジュースとベビー服のお店のマークは、同じ通りに描かれています。それは、 この Augustinergasse という通りです。この通りに描かれているマークは、フルーツジュースやベビー服のお店のもののように、他のお店のデザインとは少し変わっています。そういった点で、ここはフライブルクの観光スポットの一つだといえます。 最後に、Augstinergasse にあった、わかる人にはわかるマークを紹介したいと思います。 それは、 こちらのマークです。 この“A”のマークはドイツのどこの薬局にもあるものです。ドイツで薬局を見たことのある人ならすぐに気付くマークですな。 ここまで紹介した以外にも、お店にまつわるマークはいくつもあります。買い物をしながら、各お店のマークを見ていくのも、旧市街でのショッピングの楽しみ方の一つかもしれません。ただし、一度に全部のお店のマークを見ようと思うと、時間がかかる上にショッピングに集中できないでしょう。私がそれを証明済みです。…疲れました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月29日 13時25分53秒
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