アンビバレンスこそがそのメッセージなのかも
おうワイ児やワイ児や~コロナ禍の昨今何か一つくらい記憶に残るディザスタームービーの話でも珍しくやってみる気になったので普段と趣向が違うので興味ない人はこのへんでそっ閉じ推奨で頼むのやでッ(^∇^)前提としてこの手の話の解答は監督の頭の中にしかないので内なるひろゆきさん連れて来て読後に「それあなたの感想ですよね」と突っ込ませてくださいね(笑)タイトルはずばり「ハプニング」上手くまとめてくれてるサイトがあるのでそれ参考にしてショートカットさせていただきまふ!少しでも観ようという気持ちがある人はここでストップして鑑賞後に戻ってくること推奨だでッ!A:そのメッセージを読み取れ!ハプニングのネタバレ徹底解説(縦の糸はホラー 横の糸はゾンビ)仮説②をより具体的に議論してるので参考にB:鑑賞後2時間たって、やっと分かった。(ぴあ映画生活)低評価の人のツボらない理由をまとめた記事C:映画ハプニングは聖書や間引きとかどうでもいい!感想とネタバレ(映画男のただ文句が言いたくて)まずこの映画Cの人が書いてるようなストーリーがない映画ではないと思うのや。Aで記されてるようにストーリーの結論こそがまさに仮説③なのであり仮説③の重要性を際立たせ、物語(設計・モデル)思考の危険性を際立たせるために故意に行き止まりの道(トラップ)のように用意されたモジュールこそ仮説①や仮説②なのではという話。プロットは比較的カチッとしてるわけなのですよ。では仮説③がこの映画の結論であるのでAで言われてるように、仮説①や②で議論してる人を嘲笑ったり、仮説③を啓蒙してるのかと言えば必ずしもそうでもないと思うのや。先ほども述べたようにこの映画の構成そのものが非常に物語(設計・モデル)思考的だとは思わないだろうか?仮説③の重要性を説くために周到に仮説①や仮説②にミスリードされるようなプロットを人工的に準備してる周到さなのや。物語(設計・モデル)思考の危険性を説くための手段としてこれでもかというほど物語(設計・モデル)思考の効用を利用してるアンビバレンスがこの映画の肝であり、ここにこそこの監督のメッセージがこもってるのかもなと個人的には思うのや。物語(設計・モデル)思考だけじゃなくもっと広義にあらゆる事象・概念にはアンビバレンス(表裏一体)な功罪・長短があるよねってなところが本当のメッセージなのやもしれまへんなと。[追記]家にテレビ無い兼ね合いで1分も観る気無かったのやが、知人の家で遊んでたらかかってて惰性で一緒に観てたのやが、オリンピックって世界中の老若男女に幅広く観戦してもらおうという趣旨のイベントなのだよな?選手入場曲が全曲ゲームサウンドで且つそのリスト確認した時の国内の団塊ジュニア前後あたりのオタク層の接待(内輪ノリ)感が半端ないなと思って絶句したね。個人的にわりとゲーム好きでよくプレイしてきた好きなサントラも大量にあったけどそれとこれとは話が違うと思ったな。たぶんSNS上の(9割以上は豚かブロイラーのアイコンが一番よく似合うであろう)アニメアイコンたちなんかは大絶賛すると思うけど外部とか客観とか平均とか中間とか分配とか多様性とか豊饒性とか多変数関数的思考ってわりと大事な視点でそれが欠落して暴走してた平成(バブル以降)という時代の悪い意味での集大成を五輪の開会式で観てしまったような共感性羞恥感を感じ「そんな企画ニコニコ祭りとかでやってろや」とほとほと呆れ果ててる今日この頃//(終)自分用メモリンク:・平成25年度 第2回 BDKシンポジウム 仏教伝道協会 公益財団法人移行記念講演会 (講師:養老孟司 氏)(YouTube)↑この映画が伝えたいことのエッセンスはこの複雑系科学の感性(≒仏教的感性)なのかもね。ちょうど同じくらいの尺だけど、2時間の映像作品にするとこの映画のようになり、2時間の講演会にするとこんな感じになるイメージ。純粋数学教える友達の数学の先生がフィボナッチ数列唱えながらまるで通用せず死にゆくシーンと、これ見よがしに自宅に十字架置いてる熱心なキリスト教信者と思われる基地外BBAがまるで神に救済されずに死にゆくシーンの人選はおそらく偶然では無いのではなかろうか~そういう意味で、Aの人の見解に9割くらいまで同意するも1割ほど見解が異なる点はあそこで数学の先生にフィボナッチ数列唱えさせるのは兎問題を想起させ人類が増えすぎたことを暗示する趣旨でなく、(取り扱うパラメータの少ない)純度の高い美しすぎる公式が実社会の諸問題には一切応用できない代物であるということの象徴として提示されてるのでは?と。つまり動画内で養老孟司氏が縦軸に自殺率、横軸にGDP値置いて綺麗な比例線引いてるシーンを映像で表現するとああいうシーンになったのではなかろうぞ?そう考えるとあれが大学の工学部や医学部の先生じゃなく高校の数学の先生であるという点も妙に辻褄が合ってくる。↑<参考・補足>意識対談:世界は「関係」でできている by カルロ・ロベッリと、龍樹について。西郷甲矢人さんインタビュー。By 土谷尚嗣(YouTube)↑<参考・補足>・哲学の決定論 vs. 物理学の決定論:機械は自由意志を持てるか?【SpringX超学校】(YouTube)・意識・時間・AIの哲学と物理学者 / 谷村 省吾 氏(YouTube)・4月13日(内田樹の研究室)↑この映画の仮説①や②のように繋がりそうで繋がらない導線が曖昧に放置されっぱなし、明快で頼もしい結論も提示させず、螺旋状態にぐるぐる回っているばかりで、一見どうにもスコーンと気持ちよく抜けきらない印象の仕上がり。この作品の監督の知的に誠実な気質が漏れ出てる(漏れ出してしまってる)のかもね~一種の「分かっていない人」気質(←個人的にはこういう人大好きだけどねw)なのかななんてね(笑)・SF要素を除外した「バタフライ・エフェクト」の科学的な事実(ログミーBiz )↑蝶が飛べば桶屋が儲かる。。。ハプニングが起これば赤ちゃんが産まれる。。。この世で一番綺麗な水が湧けば頭を吹き飛ばされた少女が誰にも知られず土に還る。。。ハプニングの上に花が咲くならそれだけで報われる世界amazarashiの曲も仏教哲学的ソングであると同時に複雑系科学的ソングでもあるね。10分くらいの尺で複雑系科学をプレゼンしろと言われたら何も語らず「つじつま合わせに生まれた僕等」と「名前」の2曲をそのまま垂れ流してれば一番平易にそのエッセンスが伝わるんじゃないかと思うほどに。余談やが、ふと思ったんだけどいきなり数式ずくめの教科書を腹筋のようにさせるんじゃなく「ねーねー知ってた?この曲って実は(ある意味)科学なんだよ~」って会話するだけでも相当理科や数学にたいするアレルギーって軽減するんじゃないかと思うね。・第8回 BDKシンポジウム「仏教における科学と信仰 我々はなにをよりどころとして生きるべきか」講師: 佐々木閑 氏(YouTube)・「科学と仏教は似ている」は本当なのか? 「神の視点」の排除から考える(Yahoo!ニュース)・【まえがき(前編)】落合陽一『デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化された計算機による侘と寂』・【まえがき(後編)】(PLANETS公式オンラインストア)・豊かな生態系をつくる「距離」と「弱さ」とは・コンピュータは生態系といかに共存できるか(Yahoo!ニュース)・【ALIFE BOOK CLUB NO.2】The Embodied Mind - Cognitive Science and Human Experience(YouTube)・【ALIFE BOOK CLUB NO.3】減算と縮約 (亡霊のジレンマ ―思弁的唯物論の展開― VI章より)(YouTube)・縮約,網羅,減算:科学者の仕事とは何か(J-Stage)・#池上高志 さん とラジオ生放送。#複雑系 の真髄、#生命、 #意識!(YouTube)↓・意識ラジオ 東大・人工生命の池上高志さんと土谷尚嗣(YouTube)(捕足)2023 May 30 意識ラジオ interview with 谷淳さん(OIST, 認知脳ロボティクス研究ユニット)(YouTube)⇕(比較・参考)<ニューロン群の発火パターン>・講演 「神経活動の数理モデリングで回路・情報,そして意識へ迫る」島崎 秀昭 特任准教授 (北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター)(YouTube)↑(詳細)・認識と行動の適応原理(J-STAGE)・自由エネルギー原理の解説:知覚・行動・他者の思考の推論(J-STAGE)(批判点及び補足)・セーラー服で機関銃トーク:自由エネルギー原理批判【再挑戦版】(3/3)セーラー服おじさんによるリベンジは成功か玉砕か?(YouTube)(Bogacz論文咀嚼&問題提起)・自由エネルギー原理に関する論文紹介(YouTube)・脳科学における「自由エネルギー原理」の論文紹介に関する議論を元大学教員の方と議論しました!(YouTube)上記自由エネルギー原理(予測符号化)を土台にした応用事例としてのマルチモーダルな統合認知システム(おまけ:さらなる飛躍の可能性としての集合的予測符号化仮説)↓・第12回 LangRobo研究会:谷口 忠大先生 (立命館大学)「記号創発システムの構成論:言語を生み出す集合的予測符号化」(YouTube)↑(補足)・松田語録:1月講演予告編③・④・⑤(YouTube)・【技術解説】マルコフモデルと隠れマルコフモデル(ミエルカAI)・隠れマルコフモデル(HMM)について-機械学習・自然言語処理の勉強メモ(はてなブログ)・安冨歩、経済学を語る!(YouTube)・BS1スペシャル「欲望の資本主義 欲望の貨幣論▽やめられない止まらない…特別編」part1・part2(Dailymotion)・松田語録:計算不可約性と創発現象~ウルフラム「AIの未来はそう簡単なものではない」(YouTube)・松田語録:計算可約性~ウルフラムのセルオートマトンとAIの未来(YouTube)・松田語録:ルリアッドとは何か?~Wolframの提唱するルールが支配する究極世界(YouTube)・松田語録:Wolframの深淵な話~意味文法とは何か?(YouTube)↑・【YouTubeLive開催】シンギュラリティサロン#74〜大規模言語モデルは言葉の意味を理解しているのか?(YouTube)(補)※セーラー服で機関銃トーク:LLMは数学を理解しているのか?(YouTube)※意識対談:認知科学者 今井むつみさん(慶應義塾大学)インタビュー(YouTube)<2つのシナプス間の伝達回路>・京都大学 理学研究科 MACS教育プログラム 第13回 MACSコロキウム「神経系のやわらかい情報処理」川口 真也 (理学研究科 生物物理学教室 高次情報形成学講座 教授)(YouTube)<ニューロン外要素>・脳のアナログ伝達機構を支える脳内ロジスティクス(J-STAGE)↑(補)グリア細胞(一般社団法人 日本生物物理学会)・意識ラジオ:「ソシュール・構造主義・意識の発達・圏論について」 森口裕介(京都大学)西郷甲矢人(長浜バイオ大)土谷尚嗣(Monash)(YouTube)↕<補助>・京都大学理学研究科 第4回 MACSコロキウム「ある場の量子論屋の見た数学」立川 裕二 氏(東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(YouTube)・意識と量子論(J-Stage)・鳥が視覚的に磁場を見ている仕組み、量研機構などがその一端を解明(マイナビニュース)↕<反>.【YouTubeLive開催】シンギュラリティサロン#64「意識の謎: 量子脳仮説はありえるのか?」(YouTube)・[途中のトラブル削除バージョン] 意識ラジオ 数学・圏論 西郷甲矢人(はやと)さんと 意識科学にどのように圏論がつかえるかについてインフォーマルに話す。(YouTube)↕<補助>・物理学者のための圏論入門(名古屋大学学術機関リポジトリ)・世界一やさしい圏論勉強会 (YouTube)・圏論的な〈ものの見方・考え方〉入門(J-Stage)・圏論による意識の理解(J-Stage)・意識の定義を(豊穣)圏論によって 「豊かに」することは意識研究に何をもたらすか?(J-Stage)・解剖学という基礎(解剖学ひろば)・『なめらかな社会とその敵』を読む・突発性仏文学者症候群(内田樹の研究室)↑なるほどね~小説家のカミュの魅力は他の専門医と比べ「同じ(イコール)」を多用できない解剖医といったイメージなのかもですね。。。