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カテゴリ:医院リニューアル
かっこいい建築にしようと必死の努力を重ねてみても、それをあざ笑うかのように、「かっこよくないもの」が、いろいろと乱入してくる。
たとえばトイレ。いくら設計の段階で「ホテルやレストランのトイレに負けないものを」とリクエストしても、医院のトイレとして必要な機能を追求すると、とたんにオシャレからは縁遠くなる。 なぜなら、医院のトイレには尿検査用のコップ(業界用語では「ハルンカップ」と申します。ハルンとは独逸語でオシッコのこと。)を置く台なんぞが必要になるのであります。 そこで、わたしと建築家は、いかにかっこよく尿検査用のコップを処理するかという課題について頭を悩ますわけなのです。「ここに尿検査用のカップを置いてください」というサインとして、「コップの絵にするか、小便小僧の絵にするか」なんてことを延々と語り合うわけ。もちろん、わたしたちは、それを大いに楽しんでいるのですが・・・ 下の絵は、鯰先生が最初に描かれた「尿カップ置き場」(←もう少し、間接的な言いかたはないのかしら)のイメージ・スケッチ。ここから、打ち合わせを重ねて、どんなデザインに変化したかは、完成した医院をみたときのお楽しみ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.23 21:50:30
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