ROCK編安心して聴ける素晴らしい歌唱力、どっしり重くて広がりある演奏力! ジャイアン似のボーカールもかわいいぞ(笑)!BIG ASS ※2012年にジャイアン似のボーカル脱退。新しいボーカルを迎え、新たなるページを開いた様子・・・。 それまでお友達のブログで名前は何度も聞いたことがあったものです・・・が、実際2007年の4月にライブに連れて行ってもらって、あれ?聴いたことがある、という曲がいっぱいあったのに驚き。そう、ラジオやテレビでもがんがんかかる、ものすごい人気なんです。2007年4月の訪タイ時にも、テレビをつければ、BIGASSでした。 都心のバンコクだけではなく、チェンライの山奥の農村のカラオケ寄り合いみたいな場所からも歌が聞こえてきます。M-150っていうドリンク剤のCMにも出ていたみたいで、バンコク都心から田舎までポスターを見ることができます。そうそう、長野のタイパブで働いていたおねーちゃんも、パーミーは知らなくても彼らは知っていた。 今じゃあたしの心をわしずかみなこのバンド。実は・・・一番新しいアルバム「Begins」は正直好きではなかったどころか、このアルバムに関しては日本でいうところの20年前に流行ったジャパメタを彷彿とさせて、「今さらメタルかよー、ださっ」と思っちゃったのよね。 ところが、世界一のBIGASSファン、なっちゃんに勧められてベスト盤を購入。 ・・・がーん!!!!・・・ めちゃくちゃいい!最新盤より以前の曲の方が断然かっこいい。壮大で、奥行きのあるギターに、伸びやかで、低音から高音まで伸びやかに歌い上げるボーカル。 うまい、うますぎる! アルバム「SEVEN」の「ディータパーク」は特にやばい!メロディーが切ないわ、声は透明だわ、間奏がぞわっと鳥肌たつギターリフだわ、この1曲でノックアウトされちゃいました。7-8年前の曲とは思えない「ゴォーンターイ」なんて、きちんとロックテイストなんだけど、ギターの泣けるほどやさしい音がサビの部分にさりげなく入っていて、これが音の幅を広げてたりして。で、これもボーカルが非常にのびやか。きいててすこーんと気持ちがいい。 他にも万人が入りやすいキャッチーなメロディーのロックから、低音もきちんと響く声が生きるミドルバラードから、たまにほろりときちゃうような珠玉のバラードまで。実に様々なタイプの曲におどろき。ドラムの音がちょい弱いけどツインギターの特徴を最大に生かした骨太な土台は変わらず、聴き応え十分。とっても男らしい! 一番印象的なのはステージ上でお客さん以上に楽しそうに演奏しているメンバーの姿でしょうねー。そのお客さんっていうのも、男子がこぶし振り上げてたり、女子がヘドバンしてたり、そのくせあっさり後ろに下がって行ったり(笑)、なんか色々でうける。 応援したいです。ってかまたライブいきたいなー。 去年出てたライブVCD んで、これがバンコクの果て、バーンケーで行われたライブでボーカルさんとのツーショット写真。あたくしのド下手なタイ語を解ってくれたのがうれしかったのと、外見からは想像ができませんがおやさしい人だった様子。 タイ人とは思えぬデスメタ声、ハードコアファンなら絶対聴くべし!EBOLA タイのロックバンドってメロディーは切なくていいけどセンスに欠ける、ボーカルの声が甘すぎる、かわいすぎると思った人。 だったらEBOLAを聴きなさい! EBOLAは、欧米や日本のハードコア、メロコアが好きな人にもってこい。いや、日本にも「テクがないから速くて重いのやります」的なインチキバンドもたくさんいるけど(プロだから名前は言わぬが知人にもいる)、そんな奴がみたら腰抜かすようなバンドだよん。 ほんとに、タイでは稀少なバンド。あたしゃタイってことを抜かしたら音楽的なジャンルで一番のお気に入り。 ハードコアだからただ早く、重く、がなってるだけでもない。しかも5ピースバンドだから、ギターの絡み具合もあいまって重厚で広がりあるサウンドまで楽しめちゃう。この手のバンドに必要不可欠なボーカルも低いところは太くて安定、デス声の叫びも圧倒的な迫力。 本来タイでうけるバラードはこの手のバンドには必要ないからあえて書くことはないけど・・・バラードにはむかない声とサウンドのため、あたしはこのバンドのバラードは苦手。 えっ?なんでバラードがあるの?ハードコアなのに、とおもったあなたは大正解。タイってキャッチーでメロディアスな曲がないと売れないんだって。かわいそうです。 それなのに、フロントマンのボーカル、エーさんのキャラが、いたって普通というより…普通より真面目な好青年。ステージ上ではド迫力なのにステージ下りたらよくよく見ないときがつかないくらい。この人、本当に音楽バカなんでしょうね。こういう職人肌、最高ですね。世の中バンドやってりゃもてる、バンドやったら有名になれるって志すおばかさんの方が多いからね。 曲のセンスもすばらしいけど、ドラムがバカうま!あの皮をピンと硬めに貼った感じ、ものすごい連打。好きな人にはたまらんですよ。 また、男の子が「うおおおおー!」と熱狂するバンドのライブって本当にいい。血が騒ぎます!リンキンパークのオープニングアクトまでつとめた実力派。ぜひ、一聴ねがいます! ボーカルのエーさん ごめんよ。ステージ下りたらめがね。最初はスタッフの方だと思ってた....。後日BIGASSのライブで同じ席でライブ鑑賞したときの1ショット。普通すぎるー。どこからデス声出すんだろう? で、piyoさんに連れて行ってもらったシラチャーのライブで、全員で写真を撮らせていただきました。攻撃的な曲とは正反対の、とっても優しくてあたたかい人柄に、いやー、感動しました。 おそらく段差があってかなりでかい人みたいに写っているのがベースさん。 普通でもでかいけどキューピーちゃんみたいにキュートなベースさん。中央がベースの立ち位置なのでものすごい存在感。 ギターのゴルフさん。顔が攻撃的でいいですわ。曲、彼が作っているそうで素晴らしいですねー。 でもハードコアのバンドってこういう攻撃的顔の人がいないとしまらないよね。多分。 なぜ?土臭くてださい、パーマネントが恐い。 でも、音楽と声がちょーーかっこいい、SEK LOSO ←コレLOSOLAND 彼を初めて目にしたのは、初めてのタイに行くときに購入した、ガイドブック。それに今思えば「LOSOLAND」なるアルバムの写真が掲載されていて、「ふえーーーー、タイのミュージシャンだっせぇ!」→ごめんなさい。と思った時のこと。 で、その時の初タイ訪問で宿泊したシェラトングランデのテレビで「♪りあるろっくんろーる」とかってなんかださいこと唄ってる、このパーマネントの人を目撃。あ、これ、ガイドブックに載っていた人じゃん!へぇー・・・すごいパーマネント・・・おまけにその唄っている背後にそびえし遺跡にもびっくり。 こんな遺跡の目の前でロケできんの?・・・タイってすごい。そう、そんな出会い。 「タイでものすんごく売れている、パーマネントの人。顔がやっくん似」という印象しかなかったんだけど、ある日「タイの人気バンド、LOSO解散!」というニュースを知り、すごい人気なんだなあ、と感心。でもまったく興味がなかった。だってぇー、顔が濃すぎるんだもん。 ←トンチャイ様とSEK それから何年かして、タイのちょっといかがわしいバーに飲み友、kAZUさんに連れて行ってもらったとき、カウンターのおねーちゃんとタイミュージック話に花が咲いた。「新しい曲のVCD見せてあげるよ!」ということを言ってくれて見せてくれたのが、なんと、トンチャイ様と、元LOSOのパーマネント・・・いや、SEKのユニット、BIRD&SEKだったのでぇす。 無理にミュージシャンぽくしているトンチャイ様はちょっと痛かったけど、その時はじめてSEKのギターのうまさ、声の味に気がついてしまったぁー。 すごい、この人の声しみるーーー。 もともと声フェチのあたし、低音に味のある人が好きなんだわ。 で、その後の訪タイでは必ずSEKのCDを購入。 いんやー、いいですなあ。土臭くてださーい曲もあれば、ものすごくロック!パンキッシュな曲まであって、かなり幅が広い。最初ははげしめの割と欧米の影響受けてるばりばりのロックを聴いてはださめ、とかバラードは飛ばしてたんだけど(ごめん)・・・所がこのアルバムを今年の5月に買ってから(ベスト2枚組)考え方が変わった。 ある出張中の車の中、ある仕事に疲れた日、はあ、とため息を漏らした瞬間に切々とださめのバラードを歌う声とメロディーが、たまんないんです。タイトルとか覚えるほどタイ語ができないんだけど、何の曲だろう、不覚にも感動してないてしまいました。心に染み入る曲なんだよなあーー。 最近、タイ語のやさしいところだけわかる耳では故郷に思いをはせている歌なのかな?という一部分あり。そして、バンコクに出てきて頑張ってるんだ的な一部分もあり。そんな歌詞を情感込めて歌うもんだから、上京してもう何年もたつけど、死に物狂いで生きてきた自分にちょい重なってしまい、ほろり。 あとでタイミュージック好きな友だちに聞いたらそれは「メー」じゃないか?とのこと。お母さん、ってこと? えっ?「おふくろさん」(爆笑)? 今では最もライブが見たい人の1人。ベタだけどタイ人のデートコースがいっぱいでてきてうける「パンティップ」が一番好きーーー。 オルタナティブバンドのカリスマ。タイ人らしからぬセンスのModern dog トータル100万枚のリリースを超す、タイでカリスマ的人気を誇るバンド。アルバムは4、5枚しか出していないはずで、さらにタイの人口は日本より少ない、って…ことはどれだけすごいかっていうのがお分かりいただけると思います。ボーカルのPODさんは日本でも活動していて、フィッシュマンのツアーに参加したり、ライブも各所で展開。Moderndogのアルバムにはショーンレノン、も参加してるんだって。すっげー!小山田圭吾なんかとも交流があるようです。ん?なんかおしゃれな浮遊感があるチームに混ざってるんですね。 ←日本公演のポスター タイの東大チュラロンコン大学(タイ語の先生、お譲と一緒)卒のインテリさんでもあるってことで、タイフェスにが来ると聴いた時は、大興奮!日本で遂に見れる!ってわくわくであった。なんと彼らはタイフェスは二度目の参戦。二度も大使館に招かれるなんてさすがカリスマ! で、タイから帰国してたった1週間のあたしが、見た感想。 まずPODさんがとってもキュート。かっこいい、という感じではないんだけど、動きがちょこまかしているしMCもとってもうまい。会場の盛り上げ方もさすが10年以上活動している人たちだなあと感心。声もさわやかで、コケティッシュ。中性的なイメージを感じたけど、どうもゲイらしい。タイ人、ゲイが多いなぁ。ギターもドラムも実にしっかりとした音を出しててGOOD!ドラムさんかっこいいわー。PODさん、「たいーじーん(タイ人絶叫)!にほんじぃーん(日本人絶叫)、タイフード、おいしー(全員でおいしー!と絶叫)!」とみんなで掛け合いさせて盛り上げてました。たどたどしい日本語で「すっげーなー!」「日本人おしゃれやなー」などなど、おちゃめなコメントも炸裂。 そしてそして、曲のセンスの素晴らしさ。オルタナ系ってのはきいていたけど、まさかここまでタイを感じさせない世界クラスだとは!EBOLAを見る前に、「タイの音楽じゃないみたい。洋楽聴いているみたい」って感じたのはこのバンドだけでした。タイじゃなくても活動できるっていうのが解った気がしました。ただ、そんなに世の中甘くない・・・かな?実は「あれ?これってニルバーナーのコピー?」って思ったら、前奏まるまるぱくってんじゃん!っていう曲があったりして。まあ、日本人もこの手のことやるからしょーがないかな。 日本のファンもフィッシュマンズ流れだたり、タイの音楽好きの中でもセンスがいい 人だったり、かなりの数がいて、びっくり!タイでもライブ、見たいぞオ! |