プリンセステラスパブ&レストラン!やっぱしリバーサイドだね♪
バンコクはやっぱす、メナームチャオプラヤだす。チャオプラヤー川が眺められるというだけで、なんだか心が満たされるというか、川沿いに行かないでバンコクの旅を終えるのと、終えないのとでは、バンコクという都市は、まったく違った印象になりますなあ。 相変わらずチャオプラヤー川沿いの景色を見なきゃ、なんだか発狂しそう、というチャオプラヤー川マニアのあたすと、そんなリバーサイド沿いのレストラン発掘に命をかける(・・・なわきゃない)ミニ駐Jちゃんがやってきたのは、こちら。Princess Terrace Pub & Restaurant 何度も言うが川沿いレストラン発掘に命をかけているJちゃんが、ネットサーフィンで見つけた気になるお店に、連れて行ってくれたのであった。そう、「プロジェクトX」がまだあったなら、「Jは思った。川沿いでも、ありきたりな店ではつまらない。タイ人が行くお店でなければと・・・」とあの重厚なナレーションとともに、「風の中のすぅばるぅうう♪」と中島みゆきが歌い始めるような、そんな感じ。 ・・・げふっ、こんなこと言い過ぎたので、バンコクから今、「殺す」と暗号が送られてきたようだ・・・。やめておこう。 ああ、チャオプラヤー川で風に吹かれてご飯を食べたよう、食べたいよう。昨年の夏のバンコクに戻りたいよう。あー・・・戻りたい。いかんいかん!今は逃げたらほんとにダメ! 誰か止めてぇええ。だめだめ。空飛ぶ営業マンさんこと元ドバイ太郎さんが「ドッペルゲンガー」って言ってるから、これ以上「ドッペルゲンガー」飛ばしたら、大変だわ。 で、昨年の夏はチャトリウムスイートへ泊まりますた(うっとり)。川沿いで言うところの、チャトリウムスイートから、丁度反対側の位置にある、ウッディな作りのレストランでございまして、BTSで行こうとすると、少しBTSが行き過ぎちゃうので、やっぱタクシーがいいみたい。今回もタダ乗りペニンシュラ船で、ペニンシュラに行き、ペニンシュラで宿泊者を装いタクシーを拾ってもらう。あ、仲良しのガードマンチーフ(すげえ恐い)が気がついてワイしてくれたけど、奴は間違いなくあたしがタダで色んなものを使っているのを知っているので、安心だ(どんな安心だよ!)。 ペニンシュラからタクシーでだと、ほんっとにすぐ着いちまう。拾ってもらった運ちゃんは少し日本語を使えなかなかキュートであったし、「ご飯食べにいくんかい?」、「あ、ここかー」と、なんか田舎の青年まるだしの、素直ないいリアクションをするもんで、ますますほのぼのとした気分になった。これまたお店の人もお洒落な雰囲気とは相反し、素朴そのもの。トンブリー側ってまだまだタイの素朴さがひしひしと残る人が多い気がする。 何もかも木でできた、テラス席に座らせてもらい、まずはビール。ううん、川沿いの夜景と川の風はバンコクの何よりもの贈り物だ。 最近のバンコクは死ぬほど暑いらしい。(でも、10年前は東京の夏よりはるかに暑く、暑さが痛いくらいだった。最近は東京の夏の方が暑く、最近のバンコクは涼しいと思っていたくらい)ハタと気がついたが、去年の7月あたしがいた時期のバンコクは、びっくりするぐらい涼しかった。いや、ラッキー。こうしてチャオプラヤ川のほとりでビールを飲んでいる時が一番幸せだねー。 ・・・ん?あんたたちだれ? 男子2人、女子1人の店員が、おずおずと近付いて食べ物のメニューを聞いてくれる。なんで3人がかりなんだ!注文し終えると、なんだかそれが言いたくて仕方がなかったのか「タイ語、上手ですね。私も日本少ししゃべれます。勉強してます!」と女の子がタイ語で宣言。おい、言ってみろよ、あれを、と他の2人もやんややんや。まさか、危ない言葉を発するつもりじゃ・・・心配してはらはらするも、その時は「ピー」とか流してもらおう(どこから?)。 よ&J「じゃ、じゃあ、に、日本語しゃべってくださいよー(恐る恐る)。」 女店員「ビール~」 ・・・へ? 今ので日本語ですか(爆笑)?ビア、じゃないから、十分日本語だけど・・・語尾が上がって「びーる~」ってなってて、ぜんぜん日本語じゃないから。ってかそれだけ(脱力)?いやだなー、あたしも今まで少しタイ語を話せます、勉強していますと言うようにしていたが、コイツを目の前にして思った。これっぽっちで日本語が少ししゃべれるというのなら、 あたしは堂々とタイ語がしゃべれますと言おう、いや無理はあるけど(笑)。 で、お決まりのヤムウンセン、あとムーパッガティアムを頼む。おお!どちらも辛いぞ!うまいぞ!特にヤムウンセンは、ひき肉のほろほろ具合が良かった。丁寧にほろほろとほぐしてある感じ。 ヤムウンセン。前から思っていたが、投入されているイカの味や歯ごたえもこのメニューの決め手だな。 赤唐辛子、青唐辛子がんがん入れてるムーパッガティアム。ガティアム(ニンニク)というよりはム-パップリック、って感じ。酒のつまみにぴーったり。でも、ご飯も進みそう。 で、タイだってのにサーモンの刺身を頼む(爆笑)。ツマだって大根。日本と全く変らないこの一品。 タイでメニューにあると、つい頼んでしまうのです。なんでだろう。大きなタイ料理屋に行くとなぜかあるサーモン刺身。サーモン刺身が無い時は、クンチェーナンプラー。刺身がすきなのだよ。ふふふ。タイ料理は種類によって、辛口の白ワインがすごく合うと思うんだけど(イサーン料理やヤム)、この店にもワインがなかった気がする。あったかな?わすれちった。次にいったときにあったら、サーモン、ヤムウンセンで白ワインが飲みたいぜー。気軽に行ける距離なので、皆さんも行ってみて下さい。そしてJちゃん、素敵なお店に連れて行ってくれてありがとね! 店名:Princess Terrace Pub & Restaurant.(Tel:02-860-3700)住所:94 Chareonnakorn Soi 21, Chareonnakorn Rd., Banglampoolang, Klongsarn, Bangkok, 10600 THAILAND.http://www.princessterrace.com/index.php 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。