519244 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

GOlaW(裏口)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007/10/17
XML
カテゴリ:アニメ
 “Dullahanは家人の死を予告し、再び現れる”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 第二話を見た感想。
「慣れもあるけれど、これはこれでありかもしれない」
 …180度変わりすぎだ、己は(ツッコミ)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 テーブルトークRPGに例えて考える。


 もともと、自分はライトノベル好きというよりも、テーブルトークRPG(以下TRPG)好きなのだと思います。
 その意味では、この作品の原作者と同じなのかな、なんて思ったりもします。
 三田誠さんの作品も、TRPGリプレイである『シェヘラザード・テイルズ』(←注意:グロテスク描写あり。耐性が無い人は読むべからず)からはまった人間なので。

 TRPGでは、『自分達が作った話が正史であり、公式は一つの例に過ぎない』という考え方もあります。
 例えば、同じ事件を追ったシナリオを作り、同じキャラクターを作ったとします。
 それでも、キャラクターを動かす人や、シナリオを説明する人が違えば、まったく違う展開になることもあるのです。

 つまり、『三田誠』さんが動かす小説と、『アニメスタッフ』が動かすアニメでは、展開が違っても当たり前なのだと。


 基本の世界設定、およびキャラクターの設定は(魔法の演出のトチ狂い方を除き)、きちんと押さえているようです。
 それならば、二つの異なる物語(それに漫画二冊も加えて)が発展してもいいと思うのです。

 かなり違うからこそ、逆にお互いがお互いを補完してくれる作品になるんじゃないかな。
 そんな風に割り切ることにしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 時系列シャッフル。

 こればかりはちゃんと時間を隅に表示した方がいいと思います(汗)。
 アニメだけを取り出すと、かなり不親切だと思いました。

 アニメ公式http://www.kadokawa.co.jp/sneaker/magica/storyには、時系列を記した簡易あらすじが載っているので、そちらを参考にされた方がいいでしょうね。
 また、最低限の設定も触れていますので、アニメのみの視聴者は、見て損はないと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 今回はオリジナルの展開ですね。
 原作では『初めての入札』には大切な理由があるのだけれど、その辺は変えたみたいですね。
 また、社長就任時には原作では、『はめられたっ!?』とか『恨むよ、父さん…(涙)』みたいな感じの、いつきの不幸っぷりが際立っています。
 今回はむしろ、『呪波汚染』と『いつきと穂波の関係』に的を絞ったことになりました。

 『呪波汚染』は原作でも重要、かつ何度も出てくる用語なので、ここできちんと説明する必要があったのだと思います。
 ちなみに今回は呪波汚染の三分類の一つ、『回帰(周辺の物の記憶を再現し、過去を示す)』に当たります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『いつきとアディリシアの邂逅』

 こちらは原作一巻『魔法使い貸します』のP39からのシーンの再現ですね。
 後の展開のため、微妙にニュアンスや設定が変わっていますので、興味がある方は読み比べるのも一興かと。
 (原作ではアディリシアを『アストラル』の人間と間違え、逆鱗に触れるというエピソードもあります)

 しかし、一番の変更点は『月夜ではない』ということでしょうか。
 穂波のキャラクターを描くにおいて、『月光』は重要な要素であり、彼女の力の依り代を指す隠喩にもなります。それをアディリシアとの対面において削除したのは残念です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『いつきと穂波の因縁』

 こちらは原作ではかなり後半まで引っ張った謎ですね。それを二話でほとんど明かしてしまうのには驚きました。
 穂波の行動理由を明かしてしまうことで、彼女のキャラクターを立たせる目的があったのでしょうね。
 ちなみに内容そのものは、原作そのままです。

 また、アニメでは穂波の性格も少し可愛らしくなっている気がしました。原作では『社長就任を担ぎあげに参加』したり、就任確定前からスパルタ(半分命がけ)授業してたりしましたからね(苦笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 原作同様、途中でちょっとした魔術豆知識があるのが、嬉しかったです。

 さて、次回はどうなるのか。これから楽しみです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 原作者と、予告に出てくる『三輪さん』について、人柄が知りたい場合は、
『ダブルクロス・リプレイ・ストライク 天からの一撃』(小太刀右京/FEAR著 富士見ドラゴンブック)
をご覧ください。
 こちらには、三田誠さんが『モルガン』、三輪清宗さんが『マーヤ』を担当しています。
 ロールプレイを通じ、趣味や考え方が垣間見えるかもしれません。

 また、この本ではアニメ『ナイトウィザード』の主人公・柊蓮司を生んだ方、矢野俊作さんが『シャル』を担当しています。
 柊と負けぬツッコミ体質(←生みの親が一緒なのだから、当たり前かもしれない)が炸裂していますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 『呪波汚染』の『回帰』の中で、少女は誓いを思い出す。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/10/18 06:47:43 AM


PR

Free Space

 こちらはSMAP、ケディ・ティン、チェヨン(ジニー・リー)ファンの管理人によるHP、
GOLAWの裏口になります。
 よろしければ正面玄関にも足をお運びください。

 なにかあれば、Web Crapでお知らせください。(ブログコメント欄は閉じています)

 西遊記関連の記事一覧
その他のドラマ記事一覧



このブログおよびHPの画像は全て素材サイト様のものです。無断使用禁止。

Calendar

Category

Recent Posts

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.