カテゴリ:その他、芝居(ドラマ・映画・舞台)
『猟奇的な彼女』TBSで連ドラ 韓国通の草なぎと田中麗奈コンビで
一年と半年を待って、ようやく草なぎ君の連続ドラマが発表されました。 …こちらも待ち時間が長かったなぁ(遠い目)。 しかも『先生知らないの?』以来のTBSドラマですね。ずっとフジテレビばかりだったので、それもかなり嬉しいです。 TBSのコメディはどこかベタでウェット、しかし心情を丁寧に掘り下げるというイメージがあります。それもすごく楽しみです。 ここまで読んだ時、私の中で<海とあなたの物語>(Miku leika)の曲が頭の中を大音響で流れはじめ。 そして思わず 「『棘付き首輪女』とは、また難儀な(注:やっかいな)もんに引っ掛かったな、寺西真…」 と呟いてしまいました(←待て)。 草なぎ君が『海生哺乳類を研究するお人よしの大学の講師の役』を演じるのは二度目です。 一度目が『じんべえ』(フジテレビ系)であり、前述の曲が主題歌です。 眼鏡着用が印象的な彼は、よりによって重度のファザコン(…しかも血がつながっていないために、ややっこしい事態に…)の娘に片思いする役柄でした。 もしも放送局が同じなら、同じ役名でも良かったかもしれない(←良くない、良くない)。 好きな人に対する態度が倒錯し、凶暴であること。 それは“ヤンデレ”と言われます。 私のイメージでは “『こいつ(彼)を攻撃の盾にしていいのはあたしだけよっ!』と言いながら、敵に棘付きバットを突き付ける” という感じでしょうか(おひっ)。 ライトノベルでは『スレイヤーズ』のリナ=インバースに始まって、“彼氏をひどい目(半死状態含む)に追いやる女”の設定は歴史があります。 だから二次元でのそんな描写は慣れてはいるんですよね。 (現在レビュ-しているアニメ、『ナイトウィザード』でも、主人公の柊蓮司がヤンデレ傾向の女性たちについて、 「怖い女には慣れてっからな…。大魔王、強化人間に世界の守護者、そして神社の娘」 と呟くほど。 柊はそのうちの2人から好意を寄せられ、なおかつそれをさりげなく拒絶しています。) しかしながら、その定着も『二次元』止まり。 『現実にいたら怖い、近づかない』というのが、二次元でのヤンデレ好きの感想です。 だからこそ『三次元』である役者を使って描くことはとても難しいんです。 下手をすれば『犯罪寸前の病的危険人物』だけになるので、そのあたりのさじ加減を期待したいところです。 今回の脚本家は『西遊記』を担当した坂本祐二さんですね。 …前回はファンタジーとの相性が悪かった彼。それは現代のドラマでは求められない部分で、彼が不向きであっただけです。 (ファンタジーは普通のドラマでは必要ない、物語の背景となる文化伝承の勉強や、展開パターンの蓄積などが求められます。その点に置いて少々、経験不足だったかも) でも、今回は『東京ラブストーリー』で得意とした、“男を振り回す悪魔な女”という展開です。 彼の本来の脚本の魅力を見せてもらえるのでは、と期待しています。 欲を言えば、主題歌には韓国&TBSつながりでチェヨン(またはウルトラキャッツ)にお願いしたいところです(←無茶言うな)。 そうでなくても、素敵なドラマになってくれれば、それが一番です。 出演者の方々、スタッフの皆さま、頑張ってください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/14 09:37:02 PM
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