M.ウィーまさかの失格！　アニカが圧勝
　16歳の天才少女ミッシェル・ウィー（米）のプロデビュー戦は、失格という苦い思い出に終わった。

　米女子ツアー、サムソン・ワールド選手権最終ラウンド（現地時間16日、カリフォルニア州パームデザート、ビッグホーンGCキャニオンC）は、嵐の襲来により中断とプレーを繰り返す難しいコンディション。そんな中で、5打差逆転を狙ったウィーは、2オーバー74でホールアウト。通算8アンダー4位で初賞金5万3,126ドル（約605万円）を手にするはずだった。

　ところがホールアウト後になって、前日の7番ホールでアンプレヤブルの救済を受けたことが問題化。LPGA競技委員がNBCスポーツの映像を見直した結果、ドロップの位置が間違っていたとしてスコアの過少申告により失格を宣言。1,000万ドル（約11億円）のスポンサー契約でセンセーションを巻き起こしたウィーのデビュー戦は無残な結果に終わった。

　そんな騒ぎを尻目にアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は女王の貫禄を見せつけた。4打差単独首位でスタートすると、12番までに1イーグル、3バーディを奪って通算20アンダー。圧勝。5年連続賞金女王のタイトルも確定させた。

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