167682 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

のらりくらりと行きたい

のらりくらりと行きたい

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

権造Gonzou

権造Gonzou

カレンダー

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

#KTちゃん 鈴鹿8耐… New! 奇改屋さん

物欲☆あんず雨 ナタ55さん
最新!医療・健康ニ… 四季2117さん
青葉屋本舗楽天支店 望月玲さん
素浪人ブログ 無名4649さん

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

 http://buycialisky.com/@ Re:都市伝説?(03/01) cialis eacutecialis lastscialis us onli…
 http://cialisda.com/@ Re:都市伝説?(03/01) how to get cialiscialis generika berich…
 ikurin917@ Re:無関心が引き起こすもの 2(03/03) 権造さんお久しぶりです、何年かぶりです…
 権造Gonzou@ Re[1]:医療費に潰されるアメリカ生活(01/31) 生さん、ご無沙汰してました。 相変わらず…
 生王@ Re:医療費に潰されるアメリカ生活(01/31) お疲れ様でした。 中間層が一番割りに合…

ニューストピックス

2009年07月31日
XML
カテゴリ:ニュースから
18歳って大人なんだろうか、違うんだろうか。

ここ何日かニュースで目にした『成人年齢18歳が妥当』とした法制審議会の最終報告書の記事を見て、ビミョ~~~な問題だよなぁと思った。
考える基準として一番簡単なのが自分の18歳当時を思い出してみることである。
高校を卒業したのも18歳。そしてアメリカに来たのも18歳。
当時の物事の考え方や、それに基づいた行動や、親のスネを齧って生きていたという事実から考えると、権造の場合は間違いなく大人か子供かと言われると『子供』であったと思う。

ん?そもそも『大人』と『成人』って違う言葉なんだろうか。
で、早速お助けWikiに、、、というのは違う気がしたのでネットの辞書で調べてみた。

おとな:
成長して一人前になった人。
1.一人前の年齢に達した人。「入場料―二〇〇円、子供一〇〇円」⇔子供。
2.一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること。また、その人。「―としての自覚」「青臭いことを言ってないでもっと―になれ」
3.昔は、元服後の男子、裳着(もぎ)を済ませた女子。

成人:
1 心身が発達して一人前になった人。成年に達した人間。おとな。現在一般的には、満20歳以上の者をいう。
2 子供が成長して大人になること。「娘はもう―して働きに出ている」

むーーーー。かなりシンクロしてるので同じ言葉なようである。

とにかく。
今現在の民法だとズバリ『20歳』となっていて、ハタチの定義として『一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること』という事なのであろう。
さっきは自分の18歳当時を思い出してみたので今度は自分の20歳当時を思い出してみる。
今度は格段に18歳の自分よりはオトナである。

18歳の頃、一応自分名義の銀行口座と言うものを生まれて始めて自分で銀行に行って作った。子供の頃にお年玉とか毎月のお小遣いを貰って『あ~あと幾ら残ってる~。』とちゃんと現ナマを自分の手で数えて確認してた習慣とは違い、ATMでキャッシュカードでお金を下ろして財布に入ってる現ナマ以外はすべて数字上のモノであり、毎月送られてくる明細を見て『へぇ~、○○ドル持ってるんだ~、自分。』とか『アレ?こんなに使ってたっけ?△△ドルしかないよ~、自分。』とか思い知るわけである。アメリカの場合は小切手で支払う事がほとんどなので(今はオンラインだが)、ますますお金に対する感覚ってものが希薄になる。
その結果が顕著に現れていた20歳の頃。
ド貧乏に陥り、こりゃ~ヤバイとその時初めて思った。
大人への一歩というのは18歳で渡米した時に踏み出したのだろうが、その踏み出した足が最初の一歩として地面に付いたのが、このこりゃ~ヤバイと悟った時である。
お金の管理をきちんと始め、収入からきちんと貯金を始めたのもこの頃で、自分名義のクレジットカードを取得し、、、とまあこの辺が上の辞書の定義にある『社会的な責任』のうちの経済的な部分を負えるようになったということなのであろう。
それと共に、バイト先の年配の人達からアメリカ生活のあれこれを学び、こんな生活はよろしくない、この程度ならよろしい、と進んで考える事を始めてさらには己の今後も考えたりして、、とまあこの辺が『思慮分別』があり、という所まではいかないが、思慮分別の種が発芽して2枚目の葉っぱが出てきたところくらいだったということなのであろう。

権造の場合、成人したのはジャスト民法通りの20歳、という事である。

さて、今回のこの審議。
そもそも『20歳から18歳に変えよう』というそもそもの理由というものが全くどの記事を探してもそれらしきものが出てこない。
最終報告書には『社会参加の時期を早めれば若年層の間で大人の自覚が高まる』とあり、すなわちそれは『若者が将来の国づくりの中心という国の決意を示すことにもなる』ということに繋がり更には『急速に少子高齢化が進む日本社会にとって大きな活力をもたらす』という素晴らしいオマケまでついてくるそうだ。
????????
どうしよう、、、さっぱり分からない、、、。
最初はそもそも、未成年の犯罪の増加により刑罰上の問題で18歳に引き下げるんだろうか、と権造は思った。が、そんな事はさっぱり書いていないから多分自分なりにとんでもなくお門違いな理由付けをしていたのであろう。
大体、、、社会参加の時期を早めるって言ったって、選挙権も同時に18歳に引き下げになるらしいから選挙による政治参加という社会参加は出来るものの、多くの高校生が大学に進む現在、と言うよりは、大学を卒業しないとソコソコ給料をもらえる職場に就職できない現在、政治参加の他の社会参加って何???
そして、もっと良く分からないのが、若者が将来の国づくりの中心という国の決意を示すって何??
20歳から18歳に下げましたと海外にでもアピールして、若者が将来の国づくりの中心っていう世界各国ドコでも当たり前の常識をいまさら国の決意として高らかに示す意図と意義は何???
そしてそして、一番驚きな部分、少子高齢化対策になってしまうのは何故に?
社会に早く放り出せば早く結婚して早く子供を産むと言う事なんだろうか、、。コレは多分ある程度は真理であるのかもしれないが、その前に今出産後の不安を抱えて子作りできないで居る人達の為に安心して産める環境を整えるのが少子化対策であり、ますます進む高齢化の中でニートやフリーターを減らす為の対策や職場の提供を行うのが大きな活力をもたらすという事ではないんだろうか???

今回はアソー内閣の対してのように批判をしてるだけと言う事ではない。個人的には今やるとしたら反対は反対なのだが、本当に意味が分からなくて困っているのだ。なので、最後まで読んでくれて『愚かなゴンゾウさん、違うんです、コレはこういう事なんです。』と思った人は是非是非教えて頂きたい。


ちなみに世界各国の成人年齢と選挙年齢ってそんなに年齢差は大きくないが各国それぞれである。
朝日新聞によると:

選挙年齢=成人年齢の国
日本、アメリカ、イギリス、カナダ、イタリア、中国、オーストラリア、ケニア、スイス、、、などなど沢山の国。
最年少が北朝鮮の17歳、そして最高齢がシンガポール、クウェート、サモアの21歳。

選挙年齢>成人年齢の国
ネパール(最年少:18歳>16歳)、マレーシア、パキスタン、レバノン、アラブ首長国連合(最高齢:25歳>21歳)。

選挙年齢<成人年齢の国
オーストリア(最年少:16歳<18歳)、ニカラグア、インドネシア、タイ、アルゼンチン、エジプト、南アフリカ共和国、モナコ、韓国(最高齢:19歳<20歳)。

であった。各国、教育制度や文化習慣の違いなんかがあって様々なのであろう。

さて、法制審議会の最終報告書のニュース記事に戻ると。
18歳で成人になったら今までチビ扱いだった18歳に何が出来るようになるのか。
*自動車の購入
*消費者金融からの借り入れ
*住宅の賃貸
*結婚(婚姻の年齢は男女とも18歳がよろしかろうということだ。)
などが親の許可無く出来るようになる、と書いてある。で、後の方には
*悪徳商法やマルチに狙われて消費者被害が拡大する懸念
*親の保護から離れて経済的に苦しい若者が増える恐れ
といったマイナス面も審議会は指摘している、とある。

むーーーーー。ますます難解である。
出来るようになった事というのをポジティブに受け取れば良いのかネガティブに受け取って良いのか。
あ、でも記事の最後に『現時点での引き下げは不相当』だと書いてある。先のことなのか、、。
ちょっとホッとした。

そもそも法制審議会とは何かと思ったら、『法務省に設置される審議会。法務大臣の諮問に応じて,法務全般に関する基本的な事項について調査審議する。委員は任期2年で,関係各庁の職員および学識経験者から法務大臣が任命する。』というものだそうだ。関係各庁の職員ってのはザ・官僚の事を指すのであろうか。そう思った瞬間に一体このウラには何が??と思ってしまう政治不信一杯の悲しき一邦人の権造としては、このニュースが流れ出した頃をすっかり見逃していて元々こういう法改正の理由と言うのを知らないのは自分だけなんだろうかとか、ここがダメだからこう直す、という場合の『ダメ』の部分を理解しないままニュースを追っていてもきっと最後まで理解できないんじゃないだろうかとかとても不安になる訳だ。

一つ個人的に反対する理由と言うのは、高校出たての若者に色んなものの購入を自分名義で出来るようにしたり賃貸の契約を出来るようにしたりというのを許可してしまうというのは、随分背景や規模は違うがサブプライムローンと共通した感覚を持ってしまうからだ。
『自己名義で購入する』とか『自分の意思で契約する』とか言うことばかりが先行してしまい、実際支払い能力や購入や契約に関する知識が無い人に売ったり契約しちゃったりする。なんだかイヤ~な記憶が蘇る思いだ。サブプライムの場合は金融の方でコレも行っちゃえアレも買っちゃえ、お金は大丈夫、貸しますよ、とデカイ買い物を、利子って何?差し押さえって何?という人達に売っちゃったから、比べるには違いすぎるが、奥底に流れる感覚が、である。

こういうのは『若者の社会参加』なんだろうか。
『若者による将来の国づくり』の勉強なんだろうか。
『少子高齢化が進む日本にとっての大きな活力』なんだろうか。

むーーーー。やっぱり分からない。

ただ、18歳で自立を『させる』のはいいのか悪いのか分からないし、その個人によって精神的な成熟度ってちがうだろうから難しいが、自立を『促す』のはいいと思う。
で、そのために何が必要なのかと言うと、ズバリ教育だと思う。
小さい頃から学校で、世の中の仕組みを知り、お金の流れを学び、政治と言うものが自分の生活にどう影響するのか、選挙は義務ではなく権利なのだという事をちゃんと時間を掛けて年齢に即した学習をすれば、18歳だって立派に成人になりうるだろうと思う。
なので、18歳お誕生日オメデトウ、明日から成人なので自分で頑張ってヨロシクではなく、自然と18歳になったら自分は大人になったんだ、と思えるような、法改正に付随したそれなりの教育というものがちゃんと盛り込まれていれば、賛成してもいいよな、と思う。
今のままの教育で18歳の成人というのはどうかと思うけど。



自分が18歳の頃ってしっかり大人だったと思う人も、いやいや完璧子供だったと思う人も、もう忘れちゃったという人も、今そうですが何か?と言う人も、クリックよろしくお願いします!
↓↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年07月31日 14時02分14秒
コメント(10) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.