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鹿児島の薩摩が発祥の切子「薩摩切子」をみなさんご存知でしょうか?切子には江戸・天満・八千代・大連などいろんな切子がありますが。。切子には、通常のガラスやグラスには無い独特の「かわいらしさ」と何より「気品」がありますよね。
薩摩切子は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産したガラス細工・カットグラス(切子)のことで、別名「薩摩ガラス」「薩摩ビードロ」と呼ばれることもあります。現在は復刻生産されていて、その美しさは見るものを魅了し、高い人気を得ている切子です。 その薩摩切子で今「黒」の切子が注目を浴びているようです。もともと色ガラスはブルーやグリーン・レッドなどで、その半透明なガラス・グラスから差し込む光とカッティングの美しさが切り子の良さですが、黒は今まであまり造られていなかったようです。 その理由としては、色ガラスの厚さは約1~2ミリ。切子作りの工程のカッティングの作業は、そのミリ単位のガラスに1つ1つ手でカッティングを施していきます。色ガラスは当然半透明ですので、ガラスの向こうが透けて見えますが、黒の切子は光を通しにくくガラスの向こうが見えないためカッティングが非常に困難になります。鹿児島の薩摩切子の職人は5名ほどいらっしゃるようですが、黒の切子を造れる職人は現在1人のみ。職人も長年の手が覚えている「勘」のみを頼りにカッティングするようです。 1つ1つが手作業な為、黒の薩摩切子は1日の生産量は1~2個程度みたいです。。この難しさと黒がかもし出す独特の雰囲気が人気の理由になっているみたいですね☆ ちなみに黒の薩摩切子商品化するまでに半年かかったようです。
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最終更新日
2010年09月02日 16時27分56秒
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