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カテゴリ:クラシック輸入盤
<ELOQUENTIA>
EL 1129 ¥2380 シューベルト:ピアノ三重奏曲集 (1)ピアノ三重奏曲 変ホ長調 op.100 D929 (2)ヴァイオリン、チェロとピアノのためのアダージョ「ノットゥルノ」 トリオ・ラティチュード41 〔リヴィア・ソン(Vn)、ルイジ・ピオヴァーノ(Vc)、 ベルナデーネ・ブラーハ(Pf)〕 録音:2010年9月 ローマ・サンタ・チェチーリア管(ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団)の首 席チェロ奏者、ピオヴァーノが2009年に設立したピアノ・トリオのグループ。 アンサンブルの名前は、初めてコンサートを開いた地、ニューヨーク近郊のロ ードアイランドと、ピオヴァーノが住んでいるローマの地がどちらも北緯41度 であることに由来します。「ノットゥルノ」でみせる旋律の歌わせ方の美しさ は見事。もちろんop.100のトリオも実に活き活きと聴かせます。 <PRAGA> PRDDSD 250225(SACD-Hybrid) ¥2780 バルトーク:弦楽四重奏曲第5&6番 パルカニ弦楽四重奏団 録音:2005年6,11月 1976年に結成されたオルランド弦楽四重奏団(イシュトヴァーン・パルカニ、 ハインツ・オベルドルファー、フェルディナンド・エルブリッヒ、ステファン ・メッツによって結成され、1984年に一度解散しましたが、一人新たなメンバ ー(チェロのミヒャエル・ミュラー)が参加して再結成された)の後身、パルカ ニ弦楽四重奏団によるバルトーク。ベテランならではのツボを抑えた表現で聴 かせます。 <ARTHAUS> 101483(DVD-Video) ¥3450 日本語字幕あり このDVDは101526(2枚組)の分売となります。 マイケル・ナイマン レベルアップし続けるコンポーザー -シルヴィア・ベックによるポートレート 収録時間:52分/字幕:英・独・仏・西・伊・日 マイケル・ナイマン(1944-)は、イギリスのミニマル・ミュージックの作曲家で あり、ピアニストであり、オペラ台本作家であり、さらに音楽学者でもあり、 音楽評論家です。1982年から映画音楽の作曲に携わってきましたが、1992年の 映画「ピアノ・レッスン」の音楽で爆発的な人気を得たことをご存知の方は多 いでしょう。ロンドン、ベルリン、メキシコ、ポーランド、オランダ、ポルト ガル・・・マイケル・ナイマンとナイマン・バンドの演奏旅行に同行した映像 作家シルヴィア・ベックは、彼の姿を丹念に追うことで、彼の出自や音楽的プ ロセスやその魅力溢れる音楽性を見事に描きだしています。旅行の間、ずっと 写真を撮り続けるナイマン。幼い頃に熱中したモーツァルトについて熱く語る ナイマン。これらはなんと魅力に溢れた人物像なのでしょう。また、偉大なる 先駆者スティーヴ・ライヒによる語りも注目。一時期作曲から退いていたナイ マンに「好きなものを書くべきだ」と示唆したというライヒあってこそ、今の ナイマンが存在するというのも、何とも嬉しくなるようなエピソードです。 101509(DVD-Video) 2枚組 ¥5650 フィッシャー=ディースカウBOX ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ85歳の誕生日を記念して シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」&「美しき水車屋の娘」 《DVD1》 シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911/ボーナス…リハーサル映像 《DVD2》シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」D795 /ボーナス…フィッシャー=ディースカウとフランツ・ツォクロイアーとの 対話 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 《DVD1》アルフレード・ブレンデル(ピアノ) 《DVD2》アンドラーシュ・シフ(ピアノ) 収録 《DVD1》1979年1月ベルリン.ジーメンスヴィラ 《DVD2》収録 1991年6月20日フェルト教会 モントフォルトハウス 字幕:独、英、仏、伊、西 あらゆる歌曲集の中でも、とりわけ美しく、また解釈の難しさで群を抜く「美 しき水車屋の娘」と「冬の旅」。この2つの連作歌曲を、ドイツの名バリトン 歌手フィッシャー=ディースカウが歌います。「冬の旅」は1979年の収録で、 名ピアニスト、ブレンデルとの共演。深淵な解釈が光る名演を楽しませてくれ ます。彼らは1975年から1989年にかけて、世界中でこの歌曲集を演奏するほど の名コンビであり、気心のしれた親密なやり取りが見てとれます。「美しき水 車屋の娘」は1991年、アンドラーシュ・シフとの共演です。実は、こちらの歌 曲集、20年間公式の場では歌っていなかったというフィッシャー=ディースカ ウですが、ここではシフのピアノに触発されてか、しなやかで瑞々しい歌唱を 披露しています。 101570(DVD-Video) ¥3450 日本語字幕あり ジャコモ・ヴァリエーションズ ジョン・マルコヴィチによるモーツァルト「カサノヴァ」 ボーナス…インサイド・ザ・ジャコモ・ヴァリエーション(ドキュメンタリー &インタヴュー) ジャコモ…ジョン・マルコヴィチ エリサ,ジャコモIIII,ベリーノ M.M,ヘンリエッテ,ルクレツィア…インゲボルガ・ダクネイト(役者) ジャコモII,伯爵,ヴァルトシュタイン公,ルカ・デ・マタローン, ブラニッキ…フローリアン・ベッシュ(バス・バリトン) チェチーレ,デスピーナ,ジャコモIII,エリサII,C.C, ソフィー・ワルトシュタイン,ヘンリエッテII, レオニルダ…ゾフィー・クルスマン(ソプラノ) ウィーン・アカデミー合奏団(ピリオド楽器使用) マルティン・ハーゼルベック(指揮) ミヒャエル・シュトゥルミンガー(脚本&演出) レナーテ・マルティン&アンドレアス・ドンホイザー(衣装&装置) フランク・ソボッタ(照明) マティアス・ロイツェンドルフ(DVD制作&プロデューサー) 収録時間:本編139分+ボーナス34分 字幕:英,独,仏,西,伊,日 ジャコモ・カサノヴァ(1725-1798)は、ヴェネツィア出身の術策家(adventurer) であり作家であり、変わったところではフランスの宝くじの共同創設者でもあ りますが、一番の功績(?)は、生涯に1000人以上もの女性と愛を交わしたとい う偉業でしょうか。彼は死の床で「わが生涯の物語」の草稿を甥に渡しますが、 その後、それは脚色翻案され、1826年に刊行されたことで、彼の波乱に満ちた 生涯に光があてられることになります。さて、この「ジャコモ・ヴァリエー ション」は、そんなカサノヴァの生涯を新しい室内オペラとして描き出したも のです。シュトゥルミンガーとハーゼルベックは、この作品に、カサノヴァの 同時代の天才モーツァルトの美しい音楽をあてはめることで、作品に更なる奥 行きを与えることに成功しました。稀代の色事師カサノヴァは「女が欲しい」 と叫びながら自殺を図り、そこから悪夢のような物語が始まります。名優マル コヴィチを含む、たった4人の出演者たちが、男女の壁を越えながら様々な登 場人物を演じ分け、歌い踊ります。変幻自在で不可思議なお話は、一瞬たりと も目を離すことができません。装置、衣装、音楽、全てに耳と目をこらしてみ てください。 108027(Blu-ray) ¥5650 日本語字幕あり プッチーニ(1858-1924):歌劇「トスカ」全曲 フローリアン・トスカ…フィオレンツィア・チェドリンス(ソプラノ) マリオ・カヴァラドッシ…マルセロ・アルバレス(テノール) スカルピア男爵…ルジェーロ・ライモンディ(バリトン) チェーザレ・アンジェロッティ…マルコ・スポッティ(バス) 教会堂守り…ファビオ・プレヴィアーティ(バス) スポレッタ…エンリコ・ファチーニ(テノール) シャルローネ…ジュリアーノ・ペリゾン(バス)他 アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団 ダニエル・オーレン(指揮) ウーゴ・デ・アーナ(演出・装置・衣装・照明) 2006年アレーナ・ディ・ヴェローナ ライブ収録 字幕:(オリジナル・ヴァージョン)・英・独・仏・西・伊・日 主役を歌うトスカに求められるのは、溢れる情熱と強靭な声。そして凛とした 舞台姿です。カヴァラドッシは甘い歌声と幾分母性本能をくすぐられるような 弱さでしょうか。そしてスカルピアには、憎らしいまでの男臭さと狡猾さで しょう。指揮者に求められるのは、物語に即した的確な音楽作りと、身も心も とろけるような美しい響きをオーケストラから紡ぎだすこと。このヴェローナ の舞台は、その全ての欲求をくまなく満足させてくれるものです。名演出家ウ ーゴ・デ・アーナによるゴージャスで統一感のある衣装と舞台も見どころの一 つ。高画質収録の再現により、ご家庭のリビングが瞬時に野外劇場に変貌いた します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/06 02:33:04 PM
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