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山崎ゴローの五郎郭機関区

山崎ゴローの五郎郭機関区

2020.12.17
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カテゴリ:健康不健康
ここでいきなりぶった切り、去年の話じゃなくて今の話を。

ことの発端は11/14。
久々に会津へソースカツ丼でも食いに行くかと出かけたその日。

289号をひたすら会津下郷へ向かい、途中で会津鉄道の撮影なぞしながら若松へ。
15時を回りピークは過ぎていたのでまりちゃん食堂でいつものソースカツ丼と半ラーメンのセットを頼んで待っていたその時。

なにか頭の中で何かが弾けたような感覚があり、座っていたんですがめまいのような、頭がぐるぐるするような感覚が数分続きました。
フリーダムガンダムに乗っていたならば、

これが種が弾ける瞬間か!となるんですが、ここは会津の食堂の一席。そんなはずはありません(笑

まあ、その日はそれだけで治まり、美味いソースカツ丼を食って帰宅。



・・・そして翌朝。

起きて朝飯でも食うかと台所に立っていると、明らかに何かがおかしい。
後頭部のあたりがのぼせるような、グワーっと血が上っていくような感覚と、一気に血の気が引くような感覚が。
そして目が回るような、頭の中がぐるぐる回るような、立ってはいられるけどなんだか倒れそうな感じになって、それらがだんだんひどくなってきたので居間にいた父親に「なんか調子悪い、これ死ぬかも」と伝えつつも、そうだ血圧測ってみようなどと妙に冷静になり2階の自室へ。
で、血圧測ってみると180/120!!
これはさすがにヤバい、医者行かなきゃ!となぜか身支度を始め、財布と現金、保険証などを用意して1階へ。

そこでは両親が休日当番医へ電話をして、こういう状態だけど診てもらえるかと訊いていました。
ひとまずOKとなったので、呉羽総合病院へ。

待合室で状態を訊かれたあと、30分くらい待たされてようやく診察室へ。
ソーシャルディスタンスということで1m以上離れて椅子に。
で、血圧を測っただけで聴診器を当てるも何もなし、緊急性はないので帰って休んでください、と言われ、診察料を払って帰宅・・・
血圧上がったくらいでは、立てない歩けない、体が麻痺している、言葉が出てこない、などの症状がなければ緊急性なしということでまともに診てはくれないんですねぇ・・・

とりあえず帰宅し、その日はとにかく寝てました。

翌月曜日はまだ少し具合が悪かったものの、このコロ助のせいで仕事の成績も悪く、なんとか案件を探してこないと・・・などと普段は考えもしない真面目なことを思いながら(笑)とりあえず普通に仕事へ。
どうにかこうにか1日を乗り切り、翌日は以前から指摘されていた高血圧をなんとかしないとマズいと思い、休みをもらって勿来のかかりつけの病院へ。
まずは弱めの薬からということでとりあえず2週間分の薬を処方され、その日から飲み始めました。

が、その日の深夜。
また具合がおかしくなって血圧を測ると、また180/120越え。
両親を起こしてあちこちの病院に電話をしてもらうも、緊急性はないとか来られても困るとかでどこも受け付けてくれず、結局はいわき市医療センターへ。
しかしそこでも、その状態だと緊急性はないとか、来ても内科の先生に診てもらえるかどうかはわかりませんとか、紹介状なし・夜間診療ということで9000円くらいかかりますよ、とか、来てほしくないようなことばかり言われたのですがとりあえず診てくれと押し切りました。

これがいわき市が誇る最高の医療施設の対応です(笑

そして到着。さっき電話したことを伝え待つこと約30分、処置室に通され血圧を測定。
少し落ち着いたものの、160/110くらいはある状態。
もう少し待っててくださいと言われてまた待つこと約30分、やっと診察となりましたが、やはりここでも緊急性はないのでこれ以上のことはできません、と帰されました。

くどいようですが、これがいわき市最高の医療施設の対応です。

なんかお役所対応というか、患者の気持ちなどこれっぽっちも考えてないというか、まず患者ありきではなく、面倒ごとには関わりたくないようなそんな対応。
何も処置ができないんだとしても、大丈夫ですよとか、しばらく時間が経てば落ち着いてきますからね、とか、そういうことを言えないもんなのかねぇ・・・
器ばかり立派なものは新築しましたが、結局中身は変わってない。
市長や議員らも選挙のたびに医療体制の充実を!などと演説してますが、施設ばかり良くしても中身が変わってなければ何の意味もないよなぁ・・・

最近身近な人の家族がここに入院中、突然意識を失いましたと連絡が来てあわてて駆けつけると、脳浮腫ができていてもう手の施しようがないと告げられたと。
いやいや、南東北総合病院でガンの放射線治療後、あとは回復のためにリハビリや投薬するだけだから安心して、ということでいわき市医療センターに戻ってきたのに、それはないだろうと食い下がると、リハビリ担当の記録から衝撃の事実が。
なんと歩行中に倒れて頭を打っていたようで、そのことは告げずに隠していたことが判明。
再び南東北総合病院へ行って治療を受けなんとか回復、そのまま治るまで入院させてほしいと頼んだものの、ベッドがないから申し訳ないけどいわきへ戻ってくださいとのことで渋々医療センターへ戻って今も入院中とのこと。
知人も、こんな病院信用できないけどそうする他にないから仕方ない、と・・・

なんて話も聞いているので、余計にいわき市医療センターは信用できません。
こんな話を聞くと、ここで助かった命も確かにある、けれど助かるはずだったのに失われた命もあるのかな・・・なんて考えてしまいます。

話が逸れてしまいました・・・

そんなわけで翌水曜の朝、とりあえず仕事に。
その翌日木曜日も普通に仕事に。
この間、確かに薬のおかげか血圧は下がってきて130~90(薬飲む前は150~100くらいあった)ほどになっていたものの、今度はなんだか胸のあたりがおかしい。
心臓のあたりが掴まれるような(あくまで掴まれているのは心臓であり、おっぱいではないw)、中央から左胸のあたりに何か乗っけられているような、呼吸ができないわけじゃないけどちょっと息苦しいような状態。

そして20日の金曜も仕事に行って、空き時間にかかりつけ医のところへ。
薬を出してもらった日の夜にこんな状況で、それ以降血圧は下がってきたけど胸のあたりが云々・・・と伝えるも、
「ちょっと気にしすぎなんじゃないですかね」
と言われた(笑

たしかに変なところで神経質なヤマザキ、先生の言うことも間違ってはいないと思うも、それにしたってこんな症状が続くのはおかしいよなぁと。
とりあえずその日は、これが安心材料のひとつになると思いますよ、ともう1種類薬を処方されて終了。
先に処方された薬とは別の効き方をするとのことで、W(ダブル)の効果か、確かにそれ以降血圧は安定して130/80くらいまで下がりました。

しかしその後も状況は一進一退、一日何でもない日があるとそのあと2日くらいはまた調子が悪い、そんな状態で3連休も何もできず過ぎ、さすがにこれは狭心症の症状じゃないかと思って25日(水)に小名浜にある別の病院へ。
ここは父親が30年ほど前に福島労災病院で不整脈のため入院していた時に世話になった先生が独立して開業したところ。Googleのレビューはなぜかひどいのですが、以前にも胸痛を診ていただいたり、腹痛の原因が腸閉塞だったことを見抜いてくれたりと、困った時にいつも助けてくれる(心理的にも)病院です。

で、これまでのことを細かく説明すると、たしかにそれは気になるよね、と。
とりあえず今日ここで調べられることはやっちゃおうと、心電図(少し長めに)と血液検査をして、12/4(金)に血液検査の結果をみるとともに、エコー検査しましょうということでその日は終了。

気分的には少し落ち着いたものの、それでもやはり胸の違和感は治まらず・・・
結局エコー検査を待てずに12/1(火)に再度その病院へ。
どうしても胸の違和感が治まらず、動いてなくても息苦しいと伝えると、そこで先生がピンときたようで、
普通の狭心症は運動したり体を動かした時に発作が起こるけど、安静時でも発作が起こるのであれば「冠攣縮性狭心症」の可能性があるね、と。
普通の「労作性狭心症」は脂肪やコレステロールなどで冠動脈の血管が狭くなり、運動した時などに心臓に酸素が十分に行きわたらなくなって胸痛や息苦しさが出る。これが行き過ぎて血管が詰まり心筋が壊死してしまうのが心筋梗塞です。
「冠攣縮性狭心症」は、何らかの原因で冠動脈が痙攣して細くなることで症状が出るものだそうで、運動しなくても眠っている夜間から朝方に出やすいとのこと。
ちなみに冠動脈が痙攣する原因はストレスなどいろいろあるようです。

というわけで先生、「エコーやらないで心臓CT撮っちゃおう。そうすれば冠動脈の状態がわかるから、それでスッキリすっぺ?」とのことで、福島労災病院に紹介状を書いてくれました。
翌日、12/10(木)に予約が取れたから、10時までに労災病院に行ってね、と連絡がありました。

そして当日。
その日は1日休みをもらい、余裕をもって家を出発。
しかし病院に着くと駐車場が満車で入れない・・・
1人で来ているのでクルマをその辺に路駐するわけにもいかず、仕方なくちょっと遅れる旨を電話で伝え、結局は10分ほど遅れて受付へ。

それにしても待合室の人の多さがスゴい。
皆間を開けて座ってはいますが、これは誰か1人コロ助飼ってたらクラっちゃいますね・・・

1時間ほど過ぎてようやく名前を呼ばれて処置室へ。
そこで体温身長体重血圧を測って問診へ。また最初から病状の説明をします。
それから心電図と胸部レントゲンを撮り、それではあちらの循環器科の診察室の前でお待ちくださいと言われ、そこで待ちます。

しかしなかなか呼ばれない。加えて救急搬送されてきた患者さんが3人くらいいて、そのうち一人は循環器科の患者さんだったようで、循環器科の先生が2人いるうちの片方は急患対応で診察を中断したためさらに待たされることに・・・
待合室で不安げに待つ家族の方々・・・
まさにリアルな救急医療の現場がそこにありました。

[診察を中断しています]の札は1時間ほどで外され、通常の診察が始まります。
そしてようやく呼ばれたのが12時半過ぎ。診察室へ入ります。
レントゲンの写真と心電図の結果を示され、心筋梗塞などの心配はないとのこと。
そして冠動脈CTについての説明を受けます。
その説明が非常に丁寧なんですが、当然ながらそれを受けることで起こりうるリスクもあるため、それもきちんと説明してくれます(リスクについての説明が丁寧過ぎて逆に怖くなってしまい、CTしないで帰ってしまう人もいるんだとか)
同意書に記入してCT撮影に入るのかと思っていたら、あくまで今日はCT前の診察なので後日行います、とのこと。明日金曜日の午後の枠がひとつ空いてますがどうします?と訊かれたので、早い方がいいのでそれでお願いします、と予約を入れ、また翌日行くことに。

そして翌日11日(金)、CTは15時からですが、13時までに来てくださいとのことだったので今度は余裕をもって1時間前に出発。しかしこの日は駐車場で待たされることなく、12時40分ごろにあっさり停められました。
他にすることもないので早めに受付を済ませ、13時少し過ぎに呼ばれます。
上だけ検査着に着替えて心電図のペタペタを胸に貼られ、点滴を挿されて処置室のベッドに横になります。脈が早すぎるとうまく撮影できないため、とにかくリラックスしてくださいとのこと。
とは言えスマホいじったり本読んだりはできないので、ひたすら寝ます。
しばらくすると少しウトウトしてきましたが、急に看護師さんに起こされます。
やっぱり脈がちょっと早いので下げる薬を飲んでください、とのこと。
50~60ほどに下げる必要があるのですが、70近くあったようです。
しかし看護師さん曰く、9割の人は薬飲みますとのことなのでヤマザキにしては珍しく多数派に入りました(笑

薬は1時間ほどで効いてくるとのこと。確かに少し下がってきたのがわかります。
そして15時少し前にまた起こされ、車いすでCT室へ向かいます。
え?歩けますよ、と言ったのですが、歩くと脈が早くなってしまうのでダメなんだそうな。
別に歩けないわけじゃないのに車いすに乗っていると、なんか変な感じ・・・
しかしこの車いす、片方のタイヤの空気が抜けていて乗り心地が悪い。
看護師さんもそれに気づき謝られたんですが、「普段乗ってるクルマはこれより乗り心地悪いから気にしないで」と言っときました(笑

そしてCT室。
点滴を着けたまま横になり、腕はバンザイ状態に。
胸のあたりに何か重しのようなものを乗せられ、バンドで固定されます。
ここで造影剤を入れる前のテスト。
舌下に少量の造影剤をスプレーされて状態を確認。特に異常は起きなかったので今度は撮影の準備。
何度か息を吸って→止めて(20秒くらい?)→吐いての練習をし、撮影の予行演習をしてからいよいよ本番。
点滴の途中に造影剤を繋ぎ、点滴のスピードを上げて一気に流し込みます。
針の刺さった腕に造影剤が流れ込んでくるのがはっきりわかるくらいのスピードです。
すると急に体が熱くなってきます。その状態で息を大きく吸って止めます。そこで顔がカ~っとさらに熱を持ち、え?なんかヤバくね?と思っているとベッドがスライドして一気に撮影。
はい楽にしてください、の声に息を吐きだすとその熱さも引いていきます。

下準備はかなり時間がかかりますが、撮影自体はほんの一瞬で終了です。

そして具合の悪いところはないか確認され、また車いすで最初の処置室へ戻ります。
再度心電図を着け、造影剤による影響が出ないかどうかの確認のため、またしばらく横になります。
小一時間過ぎたところで状態を訊かれ、問題なしとなったところで全て終了。結果は後日かかりつけの先生へ郵送しますとのことでした。
ちなみに今回の心臓CTの費用は8060円でした。

その日は帰り道に久々のゆで太郎でそばを食って帰宅・・・

そして翌土曜日。
冠動脈を広げる薬があと3日分しかなかったので、小名浜のかかりつけ病院へ。
そこで先生から、昨日のCT撮った後何か言われた?と訊かれたので、結果は後日ここに郵送するって言ってましたよ、と伝えると、それなら心臓には問題なしってことだから安心していいよ、とのこと。
先生曰く、何か問題があればその場で言うはずだから、後日郵送ということは特に問題なし、ということらしい。
というわけで冠動脈が詰まって狭心症を起こしているわけではなく、痙攣することで発作を起こしている方との診断となりました。
それを聞いてひとまず安心・・・
ただその痙攣の原因はストレス・疲れ・寒さなどさまざま。
それを止める薬はないので結局は冠動脈を広げる効果のある薬を飲むことになります。

これを書いている今は薬が効いているのか、かなり胸の違和感は軽くなりました。
ただ完全に治まったわけではなく、やはり少し息苦しさや痛みを感じる時はあります。

とはいえあまり飲みたくなかった降圧剤に頼らなければならない体となってしまいました・・・
やっぱり唐揚げの食いすぎか(笑
しかしここ1か月の少食生活のおかげで胃袋がかなり小さくなったようで、これまでは「何か物足りない」と感じていたとある定食をつい先日食べたら、途中で腹が苦しくなって危うく残しそうになってしまいました。

というわけで今後は大食いを控えることにします・・・





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最終更新日  2020.12.17 00:16:07
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