アメリカ人のジョーク
アメリカの日本食レストランで働いていて思うこと。それはアメリカ人のジョーク。日本人はレストランに行ったときあまりウェイターと話をしないが、アメリカ人は軽いジョークを言ったりしてウェイターと会話を持とうとする。For example,お客が食べ終わった皿を下げようとしたとき「これは私の皿なんだから。なんでとるの?」と皿を渡そうとしないフリをしたり。注文している最中に「じゃあ、あとはチーズバーガーで!」なんてギャグを言ったり。(※日本食レストランなのでバーガーがあるはずがない。)「どうだった?」と食事の感想を聞きにいくと「terrible!(最悪よ)」なんて冗談で返してきたり。4人で来たお客さんでトイレに行く振りしてお会計をすませたアメリカ人Aさんは「僕たちのウェイトレス(→私)が今日は親切にもご馳走してくれたんだよ。」とみんなの前で言ってみせたり。と・・・アメリカ人は何かとジョークを飛ばすのが好きなのだが、問題は私。このジョークに対してどう返したらよいのかわからない。とっさに気の利いた言葉が浮かばない。ただ笑顔で返すのが精一杯。社長は言う。「丁寧なサービスももちろん大切だけど、コミュニケーションをとりなさい。お客を笑わせなさい。」う~ん。これって難しいんだよね、私には。最後に。これはジョークではないんだけど。先日、小さな子供が思いっきり走ってきて私にぶつかり、持っていた水が私の担当テーブルのお客さんの背中にかかってしまった。平謝りの私にお客さんは「今日はちょうど暑かったからよかったよ。おかげで前回来たときより随分楽しい食事になったよ。気にするのはやめなさい。僕は全然気にしてないから。」満面の笑顔で言ってくれた。帰る時にはわざわざ私のところまで来てくれて「ありがとう。おいしかったよ。」と言って握手までしてくれた。彼の奥さんも笑顔だった。水をかけられても怒るどころかユーモアたっぷりで返した彼に感動した。最後の最後に。これは私の働くレストランで売れている巻物の一つ。紹介します。中にはマンゴーとウナギが入ってる寿司の巻物。外にはアボカド、サーモン、ツナなどがいろとりどりにまかれ、トップにはスパイシーマヨネーズ、うなぎソース、まさごがのっている、まさに邪道ロール。でもこれが結構いける。寿司、というよりスナックを食べるような感覚。同僚が言っていたんだけど、味はお好み焼きに似てる(笑)。日本人なら「えっ!」とひいてしまいそうだが、食べてみると意外においしいのです。このブログは人気ブログランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。