カテゴリ:18 霜降(10月23日頃から)
ちょっと変わった6本の角を持つ果実が生っています。 「これは何かな?」 花の時期からは想像がつかないイメージですが、クチナシ(梔子、巵子)です。 もう少し乾燥させて、いろいろ重宝に使うことができるのです。 今年の花の時期にも触れましたが、着色料と漢方薬としての用途が有名! 果実を加工して山梔子(さんしし)と呼ばれる漢方薬に改名する訳です。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Gardenia jasminoides" ● 原産 : 日本を含む東アジア ● 分類 : アカネ科クチナシ属 果実を撮影しようと思っていたのですが、つい忘れてしまうんですね。(^^*) 茶褐色の果実は漿果で、黄色い果肉と多くの種子が詰まっています。 一見、すみれ等のように裂開して種子が飛び散る朔果のように見えますね。 クチナシの果実は、見掛けと違って完熟しても裂開することはありません。 果実が裂開しない、クチが開かない、口なしだという説があります。 まるで洒落ですが、名前の由来については諸説があるようです。 この面白い形をした果実、実はおしゃれな小道具という側面があるそうです。胸ポケットに挿しておいたり、髪に飾ったりするとかっこいいらしいですよ。まぁ、平均的な日本人には似合わないかもしれません。(=^_^=)
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Last updated
2010/11/12 10:11:17 AM
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