新宿区の税理士ブログ　 “日々新た”

こんにちは！東京都の　山本光一税理士事務所です。

担当は事務員です。

今日の所長は、午後よりTKC秋季大学に参加予定です。

「なぜ、あなたの会社にはこれが作れなかったのか？」

（　夏目幸明　著　）を読んでいます。

今日はその中の、男前豆腐店　伊藤信吾社長の話題を

抜粋しながらご紹介します。

お父上が経営する豆腐工場に入社した伊藤氏は

悶々とした日々を過ごしました。

「なぜか旨いマズイの議論は一切なく、

いかにしてボタンひと押しで豆腐を作るか、安価にして利益を

出すか、そんな研究ばかりだった」

「身軽な姿で、雑巾とバケツを持って営業に行った。

（中略）そこでまず清掃を手伝ってから商談することにした」

「豆腐に水が張られているのって日持ちのためだけで、

味の面では風味豊かなプリンを水につけるような暴挙（中略）

そして、単純に豆乳が濃いほど味は濃厚になる」

濃い目の豆乳を四角く固めるには凝固剤が必要になり

これを使うと味が落ちる。

四角くなければスーパーの棚に並べられない。

「じゃ四角くなくていいや、（中略）面倒だから、

釜で作った豆腐をおたまですくってそのまま

ビニールに入れちまえ、と」

『おたま豆腐』　とネーミング。あえてぶっきらぼうに

イチゴに使うような透明パックに入れてやろう。

最初は黙殺されていたこの豆腐を

たったひとりイトーヨーカ堂の吉田さんが

『これはおもしろい』と努力をしてくれ店頭に並んだ。

最初は売れなかったが、そのうちにブロガーがネタにし始めた。

「変わってる」と手に取ったら、意外に美味しかった・・・と。

当初は１日５００丁作っても余っていたものが

１万丁以上作っても間に合わなくなった。

ここで終わらないところがすごいです。

長時間かけて水切りすると更に美味しいことを研究し

容器の底に水を貯めるくぼみをつける。

どう売る？水が滴る豆腐だから

「水も滴るいい男」という言葉にひっかけて

『男前』

さて、私が初めてこの豆腐店のお豆腐を食べたきっかけは

一昨年の夏だったか、スーパーの店頭でパッケージに

キリリと目元が涼しい「男前」が印刷された『マサヒロ』という

商品を手に取ったことでした。

これを買っていったら家族にウケるかも。。。

他のお豆腐より若干高いけれど美味しいかも。。。

実際に食べて一口で　　おいしい！！

家族も　“おいしい！！”と口々に。

今までスーパーで買ったお豆腐とは一味もふた味も違います。

和食屋さんで出される手作り豆腐の味です。

どんどん増えていく斬新なネーミングは以下の通り。

風に吹かれて豆腐屋ジョニー・ジョニ男・ジョニ黒（ジョニクロ）

ジョニ男ブラウン・ジョニ男トリオ ・ジョニ男スゥイーツ はちみつ付

ジョニ男スゥイーツ ブルベリハニー付 ・マサヒロ ・男の3連チャン 

硬派絹豆腐「徹男」 ・厚揚げ「銀銀」 ・風に吹かれてケーキ屋ジョニー

オボロドーフ「マブ」 ・オボロドーフ「茶大豆マブ」 ・男の納豆

男の黒納豆 ・厚揚番長 3個 ・絹厚番長 ・ジョニポン ・グラサンマブ 

「男湯」豆腐・「純豆腐男（スンドゥブオ）」・豆乳入り寄せ豆腐「お嬢」

木綿の優ちゃん・日本列島改造豆腐・・・・（Wikipediaによる）

私は、『マサヒロ』ひとすじですが、

皆さんのお気に入り豆腐はどれでしょう！？

  　

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