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カテゴリ:県立高校入試まで
書くべきか書かざるべきか・・・悩んだけれど
将来のために、そしてLD児の指導に当たっている先生方が気づいて下さるように 今の心境を書き留めておこうと思う。 昨夕の事である。 塾長が息子の昨年県立入試過去問の解答用紙を手にして 駐車場まで走って来た。(^^;) 『お母さん。申し訳ないのですが、公文でも何でも字の練習をさせてください。』 『あと3週間、とめ、はね、一画ずつゆっくりはなして書くように指導してください。』 ごもっとも・・・ 『私立の試験でも字が汚いため相当減点されたのではないかと思っています。 分かっているのに×がついたり減点されたりするのは非常にくやしいです。』 おお~。そこまで息子の身になって考えて下さるか。。。ありがたい。 しかし、 多くのLD児の母親が今まで何度も 『口頭の解答で正解にしてくれればいいのに』 と主張しているではないか。 息子を観ていると、私立結果が出てから少し萎縮しはじめているように思える。 もちろん、できるだけ丁寧に解答用紙には字を書くように伝えようとは思うが 私は大らかな態度でいようと思う。 今持っている力が出し切れればそれで充分である。 都立のサポート校ではカウンセラーもいると書いてあるが、 今度受験する高校にはカウンセラーはいない。 U先生が これからも支援を求めて声を上げ続けないといけない と仰っている意味がじわじわと理解される。 ADHDは成人するにつれて困難が軽減されると言われるが LD児では逆に困難は表に現れやすい。 読み書きのみの学習困難(ディスレキシア)への対応策 でも以下のように記されている。 (5)高等学校以降 試験では、所定時間内に問題を読解し、回答を書き記さなければならないため、読み書きの遅く間違いの多いディスレキシアは本来の力を提示できない。このため、入学試験や就職試験で不本意な結果に終わる事が多い。英国では、試験時間などの優遇措置がとられ、ディスレキシアの大学入学を支援している。しかし、大学での膨大な授業内容の処理や提出文章の作成に対応しきれず、離脱する学生もいる。情報の横溢する現代社会では、就職後も、多くの職場で多量の文章を正確・迅速に取り扱う事を要求され、ディスレキシアの困難は一生続く。 どちらにしても私には覚悟が必要。 しかし、 最終目標は自立。 自分の力で食べていけるように飛び立たせることである。 今日の論文 障害のある学生への支援ー福岡教育大学の取り組みー P38~ 米国の大学における障害のある学生の実態ー学習障害の学生への支援を中心にー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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