カテゴリ:セキュリティ
外資系生命保険会社アリコジャパン(東京)の顧客のクレジットカード情報が流出した問題で、同社は25日、従業員が顧客情報を持ち出した可能性も含めて内部調査を進めていることを明らかにした。
アリコによると、顧客情報を管理する基幹システムにアクセスし、情報を引き出せる従業員は約40人。基幹システムは外部の回線と直接接続されておらず、情報を記録媒体に移すことも原則禁じている。 アリコは情報管理の専門家の協力も得て、情報流出の原因を特定する方針。従業員による持ち出しと、外部からの不正アクセスという両面から調査を進めている。 今回流出したとみられるクレジットカード番号などの個人情報は最大11万件。すでに複数のカード会社から不正利用に関する照会を1千件以上受けた。 (日本経済新聞) アリコジャパンのプレスリリースによれば、最初の不正使用は7月初旬。以下 の全ての条件に該当する顧客のカード情報が不正使用されているとのことです。 (1)02年7月~08年5月の間に、アリコジャパンに直接契約を申し込んだ (2)クレジットカードで保険料の支払いをしている (3)保険の証券番号の下一桁が2または3を含んでいる 情報流出の経路や原因はいまのところ不明です。 (まぐまぐニュース) 社内従業員の中の誰かが持ち出し、個人情報を買取る業者に買ってもらったということ。 ひとりあたり数十円か数百円か・・・ この不正に得た個人情報を買い取る悪質業者の再販(?)先はあらゆる分野に及ぶだろう。 可能な限りターゲットを絞って自社をアピールしたい、営業したい事業者だ。 私たちの中でごくわずかでも、心当たりのないダイレクトメールのたぐいに反応する人間がいるかぎり、個人情報売買はなくならない。 不信な、理由の判明しないセールスの電話に、どこで自分の番号を知ったのかを執拗に追求することも必要だ。 こんな業者をはびこらせてはならない。 アリコ社員が逮捕されても、買取業者が捕まることはないのだろう。 買取業者と買取業者から情報を仕入れ(?)た業者の逮捕までおこなえばこの事件自体は完結する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 26, 2009 08:52:02 AM
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