九州男児的北京交流部

中国チックな就職活動　２の続き。

席に着くなり矢継ぎ早に東北訛りのある中国語で

質問してくるオーナー・・・

面接官として同席はしているが、

言葉が分からないので唖然としたまま行方を見守っている

現在中国語を勉強中という日本人のおじさん・・・

オーナーの質問はドンドン脱線してゆく・・

酒は飲むのか？　とか　タバコは吸うか？　とかまで聞かれ、

終いには「日本のタバコと中国のタバコの違い」まで聞かれた。

「フィルターが違うと思う。中国のタバコでも中南海なら
　　　マイルドセブン系に近いから吸える」

と　話すとしきりに感心していた。

とりあえずTAKAの中国語はかなりの高評価を得た。


「中国語が出来るとは聞いていたが、ここまでとは思わなかった。」

「今まで‘中国語が出来る’という日本人には
　　結構会ったがここまで出来る人には初めて会った。
　　君は生まれも育ちも日本なのか？　帰化してるワケじゃないよね？」

「近いうちに天津の南開大学と組んで‘中国語教室’を
　　開く予定なのだが、講師をやってくれないか」

などなど。

ありがたい事だがそんなことはどうでもいい。

スゴクやりたい仕事なんだ、未来の講師の話じゃなく今雇ってくれよ。

中国語での質問が一通り終わるとオーナーは日本語に切り替えた。

途端にたどたどしくなった・・・

さすがに長い間日本いるから「聞き取れない」とか

「意味が分からない」とかって言う問題はない。

ただ、「腹の底で何を考えているのか？」というか

「感情」というか、その辺が伝わってこない・・・。

向こうの言い分では・・・

中国語が出来ることは多いにプラスで、色んな意味で欲しいと思う。

だが、この業界の経験が全く無い事と今の仕事（貿易関係）に

比べれば給料が大幅に目減りするであろうから、

君自身が納得出来るかどうかがスゴク気になる。

とのことだった・・・

結果はまだ貰っていない。

明日・明後日にでも連絡があるだろう。

期待してまっせぇ～～。