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テーマ:ひとり言・・?(18173)
カテゴリ:メルマガバックナンバー
中国のニュースサイトに日本のニュースを訳した記事があった。
内容は20代の日本人独身女性の35%の部屋が 片付けが出来ておらず、豚小屋みたいになっとると。 このデータ自体は日本の記事からの転送やから、 日本でのアンケート結果で中国側が勝手に作ったものではない。 基本、中国では日本を馬鹿にする・蔑む事によって 人の関心を集めたり、自身の愛国心等を評価されたりする。 なので、日本関係の記事に敢えて罵る言葉でもある 「豚(中国語では猪)」を入れている。 日本人からすればフザけた話やが、日本・日本人に この「豚」という単語が加わる事によって、この記事の 閲覧数は倍or数倍に増えるやろう。 ニュースをアップしとる会社からすればネット記事の閲覧数は TVの視聴率みたいなもんやから、閲覧数が数倍になるんなら 大喜びで「日本人・豚」でいくわな。 また、中国社会はデータとか根拠とかよりイメージ重視。 それは個人的な関係の中でも、政治や芸能ニュースとか でも、どっかから流れてきて多くの人が知っている‘ウワサ’の 方が力を持つ。 日中の国際問題をよーく振り返ってみてよ。 日本側はいつも一生懸命「証拠・データ・根拠」を持ってきて 話をしよーとする。中国側は「イメージ操作」がメインやろ? 悪く言うとイメージを巧みに操作して、多くの人が自分側に つくように仕向け、その結果、多数決的or場の雰囲気 ・空気的に本来の事実すら変えてしまおうって作戦。 まさに「三人虎を成す」やし、政治やね。 中国人と付き合っていく上で、このポイントが 分かってない日本人が多すぎるんよね・・・ おっと。話がそれた。 そういった気質を持つ中国社会での 日本のイメージは超男尊女卑社会。 女性は圧倒的に虐げられているから、男の三歩後ろを 下がって歩き、当然の如く奴隷のように家事全般を 一人で全てこなして奉仕する。 旦那が出勤する際・帰宅した際は玄関まで迎えにきて、 三つ指をついて頭を下げてお出迎え。 全ての決定権は男にありノーは絶対に言わないし言えない。 夜は下手すれば「女体盛り」で旦那を接待・・・みたいなね。 その結果、日本人男性は何もせんくせにイバり散らす 最悪の存在。逆に日本女性はそんな日本人男性すら 立てる働き者で従順で優しさに満ち溢れた扱い易い 理想の相手、となる。 やからこそ中国のジョークで「成功した中国男の条件」 として「日本人の妻に娶り・・」みたいのが成立する。 ただ、これも元を正せば「日本を侮辱したい」ワケで、 日本を侮辱するのは、そこのメインを悪者にし、 馬鹿にすればいいって事。 ということは、逆に中国はなんだかんだで 「国のメインは男だ」と考えとるワケよ。 TAKA個人の考えとしては、日本より中国のほうが潜在意識 ・根底にある考えが男尊女卑やな、と思っとる。 なにせテンソクしとった国やし、中国ではよく 「器の小さい人間・女・子供は相手にしない」みたいな 言い回しを聞くしね。 → テンソクとは? そんなんやから例えば「タバコを吸う日本女性が増えてきた」 なんてニュースが出ると「ええ?!あの日本女性が!」 みたいな反応になる。 80・90年代には既に「アッシー君」とか「メッシー君」とかって 言うとったわ!って言いたくなるが・・そんなもんや。 もちろんココ5~10年で、日本に関しても昔に比べれば 随分偏見を外した「今の日本」を伝えるニュース等が 出てきたが、なんせ「イメージ重視」の国やから・・・ そーいう意味も含めて、このニュースには「日本人・豚」 と「あの日本人女性が!」という二つのインパクトが あったワケよ。 で、このニュースに関して中国のネット民がどんな反応を するのか?と注目したところ・・・ ・「伝統な生活」ってのは、かなりの制限と圧迫感を感じるもの。 特に(日本人は)毎日外で他人にお辞儀をして・・・疲れるよ。 ソレに対して若い世代が改めて考え出すのは当然だし、 日本もやっと‘個性化’が進んできたのだろう。 ↑ 中国人の日本観とすれば、まぁまぁ進歩的と言えるが、 やっぱ、彼らが持つ元々の‘イメージ’の範囲内やし、 なんか「上から」でムカツク。 ・人として会社で8時間働いて、疲れて家に帰ってきて部屋片付け? そんなの毎日続けられるか!男であろうが女であろうが日本人で あろうが皆人間だ。休みの日まで溜めて、その時やっと片付ける ってのが普通だろ? ↑ 素晴らしいね。ちゃんとした意見。 ・日本人は恥知らずな民族。アツラは全部「変態豚」だ。 ↑ 人間のクズ。ただの悪口で意見になってない。 こういうヤツは基本、外国人の友人はおらず、井の中の蛙。 発言にはなんの根拠も無く、他人を貶めることで、やっと自分や 自国のプライドをギリギリ繋いでいるだけ。 中国サイトでネット市民の意見を見ていると、 大体10人に1人はこういう「クズ」がいる。 ただこの数字は中国社会全体の10人に1人ではない。 あくまでネットが出来て、更にこうした国際ニュースを閲覧して、 ワザワザ意見を書くような階層の人間の中の10人に1人。 ネット上には出てこない「素晴らしい意見」も、まだまだあるだろうし、 もっともっとどうにもならない「クズ」もおるって事。 奥深ぁ~い。 というわけで今回はここまで♪ ●2013年3月5日発行のメルマが九州男児的北京より twitter:中国情報知りたくない? 楽天市場 ダイエット/スキンケア/コスメ&ネイル/バストアップ/ラブパワー・フェロモン/セクシャル・エチケットケア/育毛発毛ヘアケア/除毛・脱毛・抑毛/ゲルマニウム/ヘルスケア ・・・ 応援!いきいきライフ ● 中国情報をチェック → 中国排行榜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2013 10:06:09 PM
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