The Momkees
僕が英語を好きになったきっかけは、マイク・ネスミス、ピーター・トーク、ミッキー・ドレンツ、デイビー・ジョーンズの4人組ロック・バンド"The Monkees"だ。5・6歳の頃、確か日テレ系で彼らのsit com(situation comedy)を放映していた。僕はすっかりそれにはまり、「大人になったらアメリカ人になる!」と決意した。「どうしたらアメリカ人になれるの?」と母に尋ねたら「生肉を食べなさい。あの人達は生で肉を食べているから」と教えられた。「でも、あんたはまだ子供で、生だとお腹こわすから、大人になってからにしなさい」とうまくかわされた。あれから幾星霜。僕は未だに英語が好きだ。The Monkeesのベスト・アルバムも持っている。その中で、「う~ん、これはカッコよくて、使えるな」というセリフが"That was then, this is now."(あれはあん時、これは今)。僕はこれを「昔は昔、今は今」と訳した。我ながらこの訳は気に入っている。よく辞書に出ているのは"Let by-gones be by-gones."(過ぎ去ったことを過ぎ去ったこととしよう)で、早い話が「水に流そう」のことだ。4人のうち、一番好きだったのはミッキー。先日、面白半分でインターネットで検索してみたら見事にヒット。彼のホームページがデカデカと載っていた。ただ、商品の宣伝ばかりが目立って「今は生活が苦しいのかなあ」と思わせる内容だったのが残念。僕が子供の頃に見た、あの輝きはなかった。時は流れて"That was then, this is now."を実感した。英語の質問・疑問になんでも答える掲示板 DJ Jerryの英語99BOX(救急箱)