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愚すん

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2012.06.12
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いつも、この時期のお楽しみは、ノブヒコさん。


週刊文春に連載されている小林信彦さんのエッセイ「本音を申せば」が、

毎年、この時期に単行本化されるのです。


今回で14冊目となる本のタイトルは、「非常事態の中の愉しみ」。

去年からの状況を思えば、これっきゃなかろうとゆー刺激的なタイトル!


そして、どーゆーわけか、いや、こーゆー時世だからか、

中身は、いつにも増して面白いのです。

勿体ない気がして、毎日、チビチビ読んでます。


9784163752105.jpg

表紙絵は、イーストウッドとウディ・アレン
(その昔、二人で西部劇を撮ろうとしたことがあったとか・・・ホンマでっか!)




更に、お楽しみには、オマケがありまして・・・

それは、この本に載っている、まだ未見の映画を見ること。


今回は、邦画の小品が数多く紹介されていて、

そのうちの3本は、未見どころかタイトルも初耳でした。

今年80歳を迎える小林さん、どんだけ映画見てるんだろう・・・。



     1.「風の中の子供」(1937年)

         原作:坪田譲治、監督:清水宏

     2.「ばかもの」(2010年)

         原作:絲山秋子、監督:金子修介、主演:内田有紀、成宮寛貴

     3.「ナナとカオル」(2011年)

         原作:甘詰留太、脚本・監督:清水厚、主演:栩原楽人、永瀬麻帆


で、まあ、当然といえば当然なんですが、

どれも、すっごく面白うございました。


1は、やんちゃな幼い兄弟のひと夏を描いた作品で、いわば"緑陰映画"ですね。

2は、10年かかってお互いを知るとゆー、苦い味わいのラブ・ストーリー。

できれば、もう一度、映画館で見たいと思いました。


そして、なんとも可笑しかったのが、3.「ナナとカオル」。

高校生を主人公にした、可愛らしい青春ドラマなんですが、

テーマがSMとゆーのがミソ。


幼馴染で優等生のナナと、彼女のボンテージ姿を妄想する劣等生のカオル。
ある日、ナナは、ふとしたはずみでボンテージ衣装を身につけてしまい、
鍵が外せず、カオルを頼ることに。
外すための条件として恐々と命令を出すカオル、それに従うナナ。
それが二人の秘密の息抜きとなり、やがて二人はその行為にのめり込んでいく・・・。





この映画の勝因は、"秘密の息抜き"によってナナの成績がアップするとか、

青春ドラマのフォーマットに、うまく乗せたことだと思います。


でも、あの「花と蛇」すら見たことがない、SMど素人ですから、

きっと面白かったんでしょうね。

あ~、クセになったらどうしよう・・・(笑)。











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Last updated  2012.06.12 19:27:46
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