紫竹ガーデン~その4
広い十勝平野の真っただ中にある紫竹ガーデン。その周りの雄大な景色もガーデンの素晴らしさを引き立てています。園内には池もありました。“ガマ”“ミズバショウ”“アブラガヤ”など湿地に育つ植物が植えられていました。“スイレン”も咲いていました。園内のショップに「紫竹おばあちゃんの幸福の庭」という本があったので買ってきました。そこには夏・秋・冬・春の紫竹ガーデンが色鮮やかに載っていました。ここのガーデンは紫竹昭葉さんが63歳から始めた夢の庭なんだそうです。載っていた写真を見てびっくり!私が園内をまわっているときにお会いしていたおばあちゃんが昭葉さんでした。「ここは宿根ボーダーなんですよ。」と話しかけていただいていました。あ~、知ってたら花のことをたくさん話したかったのに。夏のガーデンは花が一番多く華やかです。秋のガーデンは大きな木がたくさんあるので紅葉が見事。黄色・赤・オレンジとさまざまな色に紅葉した葉っぱが重なり合って艶やかです。冬のガーデンは一面雪で覆われて。春のガーデンは球根の花たちがあちらこちらから顔をだして賑やか。きれいに整列したチューリップ畑は見ることができるけれど野原の中に顔をだしたチューリップをこんなにたくさん見ることが出来る場所は知りませんでした。こうやって写真を見ているともっとゆっくり季節ごとに見て回りたいと思いました。紫竹ガーデンへ曲がる交差点には小さなお花畑がありました。「幸福な庭はすごそこですよ」と教えてくれています。可憐な花たちを見ているとこれから出会える花たちに期待に胸が膨らみました。そして期待を裏切ることのないガーデンがありました。お花が好きでたまらないわ、という人はぜひ一度訪ねてみてくださいね。