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カテゴリ:セブ島
もう6月も半ばを過ぎているというのに、いまだに4月のことを書いております(^^;) とはいえ、多分、ピエール編はこのブログで最後になるかと・・・・。 なぜか、今回のピエール編、一旦書くとアクセス数がすごいんですよね~。 不思議~。 ここから読み始めて下さった方、 スカイプ英会話・マニラ訪問と4月の家庭教師・その1 から、延々と話しが続いております お時間あるときにでも、読んでいただけますと幸いでございます<(_ _)> まあ、お約束していた、ピエールのセブで受けていた受難の話しですが・・・・ ひと言で言えば、単純で、ピエールはセブでほぼ70~80パーセントという 高い割合で・・・・女性に間違えられていました あとは、街を歩くと(ジプニーなどに乗ると?)いったい何事?? というくらい人の注目を集めていましたね。 それは、実は私はピエールが来る前から、そうなるだろうな~と予想していましたが・・・・ というのも、セブは、フィリピン第二の都市などと云われておりまして、 よく、東京、大阪みたいに云われておりますが・・・・ 私が思うに、実際フィリピンにおいては、マニラが飛び抜けて都会化しているだけで、 セブは、まったく大阪に匹敵しないと思います。 というより、今回福島に帰ってきて、福島って、セブに比べたら都会だな~ なって思っている始末です(笑) しかも、セブは、観光地の割には、セブ在住のフィリピン人が外国人慣れしていないので (観光客の行く場所は決まってますしね) 私なんかも、街ゆくフィリピン人にじろじろ見られて、本当に居心地の悪い思いを いつもしておりました。 近くのモールに歩いて行くたび、口笛を吹かれたり、声をかけられたり、 通り過ぎる人みんなにじろじろ見られたら、誰だって嫌ですよね 私の日本人のお友達も、嫌な思いをしている人が少なくありませんでした。 マニラはまったく違います。 やはり外人慣れしているのか、何処に行っても目立つということがありません。 そんなこともあり、怖いと云われているマニラですが、私は結構マニラは 好きだったりします。(目立たないという理由から) あとは、もう一つ。 以前も何度か書きましたが、フィリピンには、第三の性というか、 ゲイやトンボイと云われるレズビアンが、それはもうハンパないくらいいます。 なので、日本のように偏見がありません。 彼らは普通に市民権を持っています。 が、その替わり、ゲイや男装しているレズビアンがあまりにも多い為、 普通のフィリピン人達は、女性はあくまで女性らしく、必ず髪を伸ばし (それ故、みんな同じ髪型) 男性は、ほぼ短髪です。しかも、体格の良さが奨励されているようです(^^;) 日本のように、見た目を気にする「つるつる男子」なんて、存在していない ように思います(笑) 男性は、オシャレにも気を配りません。 が、それはあくまでセブでの話し。 マニラには、ピエールのような、日本に来ても違和感ないようなお洒落な 若い子達が数多く存在しています。 もちろん、男性で長髪も珍しくありません。 が、ピエールのその見た目、私の経験上、セブではかなり目立つだろうな・・・・ と思っていたら・・・・・ 私の想像を超えていました 大家の娘、ミクミクが「長髪はゲイ!」 と、言い切っていたので、てっきりピエールは最初ゲイだと思われているんだろうな? と、思いきや、それは違くて、完全に女性だと思われていたことが、 のちのち判明しました というのも、セブではお店に買い物に行くと、 男性に対しては、「グットアフタヌーン、サー」(午後の場合) 女性に対しては「グットアフタヌーン、マム」 と、挨拶します。 後から知った事ですが、例えゲイであっても、男性には「サー」 トンボイ(レズビアン)であっても、女性には「マム」 と、呼びかける事が決まっているそうです。 そういえば、ミクミクもトンボイですが、「マム」と、 呼びかけられていました。 で、ピエール、常に何処へ行っても、「マム」と呼びかけられていて・・・・ 気の毒に、いつもキレていました それなら、まだいい方で、たまにとんでもなく常識のないフィリピン人もいて、 「あなたって、男なの?女なの?」 と、ハッキリ聞かれることもしばしば。 ピエールは一瞬驚いて、次の瞬間、怒っていましたが 私は、たいていそれを見てると、ゲラゲラ笑っているのですが(←失礼なヤツです) また、それで激怒し 「まったく面白くない!! なんで助けてくれないの?!」とさらに激怒 まあ、助けようにも助けられません その上、街に出ると、異常な注目の浴び方。 いつも、「もう、嫌だ。いったいなんなのセブは!!!!!」 と、かなり苦痛を感じているようでした 私が、「まあ、いいじゃん。私なんかさ-、ここへ来て1年以上、 いつもそんな感じだよ。どうせ短い間だし、ガマンしたら?」 と、慰めると、 「そりゃ、アンタは外人でしょ?注目浴びたっていいでしょ。僕は フィリピン人だよ。なんで同じフィリピン人なのに、こんな目にあうの!」 と、キレられました(苦笑) まあ、私はといえば、ピエールがいる間は、すべての視線がピエールに向かって くれているので、嫌な思いをせずにすみ、逆にラッキーでしたが フィリピン人のジェンダーのとらえ方に関して、常々疑問に思っていた私が、 ピエールがどんな風に注目を浴びているのかを、連日観察していたのですが(^^;) 女性だけでなく、男性までもが、やたらと熱い視線をピエールに送っていることに 気づきました 本当に不思議な国ですフィリピンは たまに家族ぐるみで遊んでいた日本人のお友達とも、 「ピエールは、日本でだったら、普通に男の子で通るよね~。なんか変な国だよね~」 と、話しをしていました。 日本の場合、男性も女性も中性的であることは、さほど珍しくないと思いますし・・・・。 まあ、それ以外にも、セブとマニラは、同じフィリピンであっても、 言葉が違いますし、(セブはビサヤ(セブアノ)語で、マニラは公用語でもある タガログ語です) 多分、結構大変な思いをしたのではないかと思います。 セブ滞在も中盤をすぎた頃から、あまりにも注目を浴びるのに嫌気がさしたのか、 「僕がお金を出すから、ジプニーじゃなくてタクシーで移動しよう」 と、タクシーを使いたがるようになりました。 ジプニーは不特定多数の人が乗るため、注目を浴びるのに嫌気がさしたようです ま、そう云われたときには、しっかりお金は出してもらい(←ひどい^^;) タクシー移動をしましたが・・・・・ まあ、そんなこんなで、嫌な思いをしつつも、私達家族の面倒を見てくれた ピエールには、感謝感謝です。 実は、子供等の家庭教師以外にも、私の通訳係までお願いしてしまいましたから 4月はちょうど、マッサージの資格試験の申し込みやら、ビザの更新やらが重なって、 いてもらって本当に助かりました いまだに、申し訳ないことしたなぁと思ったのは、せっかくセブに来てもらったのに、 セブのいいところを何一つ見せてあげられなかった事でした アイランドホッピングなど出来れば良かったのでしょうが・・・・ ちょうど日本人のお友達が、学校が夏休みで次々日本に帰ってしまい、 ヘタレな私は、一人でアイランドホッピングの手配とか出来なかったんですよね~ (予算的にも) まあ、結局セブには、よろしくないイメージをピエールの中に与えたまま、 マニラに帰すことになってしまいました ま、でもセブのいいところ(?)もなにか感じ取ってくれたものと 信じております(笑) 今度、授業の時にでも聞いてみようかな(^^;) 日本に帰国の日。空港まで見送りに来てくれました セブにて。ドライマンゴー工場見学 ミクミクも一緒に。 セブで観光に連れて行けたのは、ここだけだったかも・・・・ (余談ですが、日本に輸入されているドライマンゴーの大半がこの工場で作られて います) では、4月の家庭教師偏は、一段落ですが、多分、まだまだセブ編続きます では、また(^^)/ ☆ポチッと応援よろしくお願いします☆ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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