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カテゴリ:2010GW・西日本旅行
梅雨まっただなか、ムシムシ暑い日が続きますね~ 下の記事に携帯からUPしましたが、今日はMaruをお外シャンプーへ マルちゃんバンダナも巻いてもらってさっぱりキレイに 家で洗うとドライヤーで汗だくになっちゃうので、 この時期お外でやっていただけるのはありがたいですね さてさて2010年も半分終了し、GWからもう2カ月も経っちゃいました! はやいなーーー なのにまだ続く旅行記! 今回は粟島・後編です 夢のような海ほたるナイトから一夜明けて、5月4日 朝食をすませて、お宿の敷地内を探検 古い木造のたてものが並んでいます 中に入ってみると、まさに時が止まった、静かな空間が・・ あるくとギシギシと床がなる、木の床の校舎 窓枠のサッシも木でできています 昔の映画に出てきそうでしょ 重そうな扉のむこうの教室には机が並べられています そう、ここは学校 今から90年前、大正時代に建築された「国立粟島海員学校」の校舎です 海員学校、船乗りさんを養成する教育機関で、 中卒後2-3年間の修業年限だったそうですから、高校にあたるものですね 教室には往時をしのばせる展示品がいくつもありました こう見るとずいぶん昔に存在してた学校みたいですが、 廃校になったのは昭和62年、20年ちょっと前なんですね 最後の卒業生はまだ30代・・・ 日本がバブル前夜で沸き立っている頃、この環境で訓練し、 船乗りになる道を選んだ10代がいたのですね 海員学校廃校後、跡地は今回宿泊したルポール粟島が作られました ルポール粟島の敷地を出て、島を歩いてみることに 島一周の地図も、前支配人さんによる、ほかほかのてづくりマップ 周囲16キロの粟島は、人口300人、200世帯 (飼主の住むマンションより少ない!) 高齢化が進み、平均年齢70歳以上!? なので島民みな知り合い、あたたかい空気が流れています ちいさな漁港 島に来るには、定期船のほか船タクシーもありますよ コンビニも、ネットカフェも、パチンコも、飲み屋までもない、 なーんにもない、でも「島の空気」が、ほかにはないなによりの財産 夜の海ほたるもステキだけど、ひるまの空気もまたリラックスできます この粟島に、年に一度、島民以上の数の観光客が来島する日があります 四国八十八か所ならぬ、粟島八十八か所 地元の方は「お接待」と呼んでいます 旧暦の3月21日に毎年行われるとのことなのですが、 今年は5月4日、ちょうど我々の滞在日にかぶってラッキーでした (このことすら知らずに来たので!) 「お接待」の名のとおり、島の商店や民家の軒先に、お菓子などが並べられています 参拝客は、お供え(小銭程度)を置き、お菓子をいただくのです それが88か所! Maruも、おかしをもらったのよ お接待所で一番人気なのが、ところてん屋さん! 朝早い時間なのに、参拝客がこんなに集まっています できたてつるつるのところてん 関西ではところてんって、酢醤油ではなく黒蜜で食べるイメージですが、 ここでは酢醤油のみでした おいしいものって大抵体に悪いモノが多いですが、 このところてんは美味、カロリーゼロ、食物繊維豊富な超健康食 おかずのお煮しめもおいしかったです ごちそうさまでした 船の時間があるので、八十八か所もほんのサワリしか回れませんでしたが 商業主義とは対極にある、島の人々のあたたかいおもてなしを受け、 これまた思い出に残るできごとになりました 遠いけど、ぜひまた行きたいね! Maruも、あわしま、たのしかったのよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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