昆虫倶楽部リターンズ　岡山矢掛編

福島第一原発の３号炉に向かって、東京と大阪から、消防車が出発した

私はアメリカ流の、英雄ともてはやせば死んでも悔いがなかろう的な馬鹿げた自己陶酔を嫌悪する
平凡でも生きてこそだ
しかしながら消防士には、ただただその勇気に敬意を表したい。

私はにどに渡り火災を経験したが、二度目の火災は類焼で自宅が全焼、なにもかもが焼けて水びたしになり茫然自失のときに、見ず知らずの消防士さんらがみなとても優しかった。

ホテルニュージャパン火災で自らも大火傷を負いながら救助活動をした消防士の人は、のちに阪神淡路大震災の際、自ら仕事を休んで、被災地に駆け付け、余震のなかひたすらに人命の救助作業にあたったという。

放射能汚染をかえりみず駆け付ける姿勢に涙があふれる。

人の命を救うのが仕事ではあるが、どうか自らの命も護って欲しい。
愛する家族のために。